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東北・北陸旅:3日目 新潟

前日↓

新潟着(厳密にはここまで2日目)

新潟までの移動中


仙台~大宮~新潟と、関東を経由して日本海側までやってまいりました。こんなアホみたいな移動を当日に決断してもなんとかできてしまう日本の交通インフラのすばらしさを実感する。このレベルの移動が日常求められる社会は願い下げだが…。

訪問予定地の中間地点の駅でカーシェアを確保できたので3日目の予定をスムーズにこなすことができた。これはもう完全に運である。何かに感謝。(勢いで一回「神に感謝」と書いたけど普段信仰を寄せていない人間からいきなり感謝されても困るよなと思って直した)

着・新潟駅

22:30頃新潟駅着。
わけもわからず(*)無性にラーメンが食べたくなり、ホテルに直行せず営業中のラーメン屋に転がり込み一番軽そうなラーメンを食す。
(*)今にして思えば一日中ズルズル酒を飲み続けた結果の締めのラーメンを求めていただけ。

隣の学生?が食事しながら延々ハンズフリー通話していたのが気になった。
俺の快・不快じゃなくて、音入らないか...?

宿泊地:東横イン

 
ご存じの通りなんの変哲もないビジネスホテルなので特筆事項なし。当日夕方の予約を受け入れてくれたので何も文句はないが、やっぱり大浴場があるタイプのホテルのほうが好きだということを実感。日中どれだけ風呂に入っても、寝る前にはデカイ風呂に入りたいので。そんなことを考えつつ、前日ちゃんとした布団で寝ていない疲れもあり、しっかりに目に睡眠。

3日目

起床

間に合う時間に起きたのでビジネスホテルといえば、のビュッフェ式朝食をなんとかいただく。普段出張とか一切しない仕事なので、こういうのでもワクワクできてしまう。逆に普段たくさん出張をする営業の人とかは逆にゲンナリするのだろうか。

出発


行き先はカーシェアがある巻駅(電車で20分ほど)と決まっていたが、なんとそこまで電車が1時間に一本しかないことが出発前に判明。
地方に来るのは好きだけど、すべての移動を車で済ませるのでここの時間管理は考えたことがなかった。危ない。時間に合わせてホテルを発つ。

新潟駅から上越線に乗り込み牧駅を目指す。沿線(途中まで)は思った以上に都会で、新卒3年目まで働いた神奈川県央よりよほど栄えているなという感想。
ボックスシートに乗って一人落ち着いていたら、途中の駅で大量の小学生(おそらく1年生)が乗り込んできて取り囲まれてしまいオッサンのくせにものすごく緊張してしまった。子供は物怖じしないな(話しかけられはしませんでした)。オッサンを散々動揺させておきながら子どもたちは乗車下液の2駅先で降りていった。

来たことないところで電車に乗って沿線を見ているだけでもだいぶ楽しいものだな、という発見があった。やってみないとわからないですね。車の運転含め、なんだか俺は移動そのものを楽しんでいるところがあると再認識。

新潟在住のフォロワーから「今日は上越基準で晴天」との情報をもらい、カーシェアの件と合わせて、この3日目はかなり運に恵まれた日だった様子。

巻駅到着と予定の旅程

牧駅到着。今回のカーシェアの車両はヤリスクロス。

カーシェアは念のため翌日10時まで予約してあるものの、当日中に新潟駅まで帰ることを念頭に行動。この時点では切符の期限であるこの日までで旅行を終了させるかどうか定かでなく、どちらでも行動できるようにしていた。

◆予定旅程は以下の通り。
・Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
・弥彦山スカイライン
・じょんのび館

施設同士の位置関係が比較的良かったこともあり、見通しの立ちやすい一日だった。一番目のSnow Peak HQへは45分程度車を走らせることになる。やはり天気の良い日の地方のドライブは最高だなと思いながら車を転がす。
最高だなとか言いつつ撮影設備がないのでこの部分の景色を一切届けられないのが残念。

Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS

12:15頃到着。 

途中の道が割とガチのキャンプ場道中という感じで「本当にこの先に温浴施設なんてあるのかよ…」と思ったが無事たどり着けて一安心。最初に見かけた建物に入って「入浴したいんですが」と聞いてみると「入浴は別の建物で、もう少し奥に行ってもらうんですよ~」とのこと。

登ってくるとこちらの建物が先に見えるがここはキャンプ受付らしい。

キャンプ受付では話題の(?)Snow Peakのアパレルやキャンプグッズがずらりと陳列されていた。素人目に見ればまぁキャンプグッズにしては見た目にも気を使っているね、と思わされたがマウンテンパーカー一着46,200円とか書いてあった。たけぇ。

気を取り直して本丸へ。結構おすすめされていたし、自分自身も結構期待と興奮につつまれていたのか、外観写真を取り忘れた。

ロボット芝刈り機の写真はたっくさん撮ったのにな。。。

・昼食は施設内のレストランで頂く。お肉御膳2,200円

美味かったとしか言いようがない。胡麻の香りが強かった。また食べたい。
お椀の蓋がびしょびしょだったのは割と謎。

新しさも手伝ってか、施設全体の綺麗さ、洗練されている感じがすごい。
期待に胸膨らませながら、いざサウニング。

★サウニング

・ドライサウナ : サウナはこれだけだが、ストーブをグルッと囲むような形で座ることができる。瞑想促し系効果音(なんていうんだ?)が流れており、サウナ室自体がぼんやりと暖色系の明かりで灯されているが、外に向かって大きくガラス張り担っているので昼時間帯は明るく、開放的。見える景色も山!緑!で最高である。 水風呂の水でセルフロウリュ可。温度は100℃ほどだったと思うが、あつすぎない感じで、堪え性のない自分でも10分とか入っていられた。

・水風呂 : なんかいいにおいする。(たぶん水風呂というより風呂場全体がなんかいい匂いがする。)3段構成になっていて、浅い、中くらい、深い(水深120cm)遠くに行くに連れて深くなる。温度表示はないが特に冷たすぎる感じはなく、長くも入っていられた。

・外気浴 : 立地の時点で勝利が約束されてる感じ。みっちりと20個くらい椅子が並べてあったが、平日に訪れたのでスカスカ。キャンプ用チェアしかないので、寝転べるスペースがなかったことだけは残念。一回落としたが、景色、気温、天気すべて最高だったので最高でした(ボキャ貧)。この既設はちょっとトンボが沢山飛んでいて気にある人は気になるかも。

・その他設備全般:全体的にきれいだしスタイリッシュですばらしい。脱衣所に備え付けられているアメニティとかもなんだか質がいい感じ。高水準である。タオル込み1600円、制限時間なしでいられるのは結構破格だろう。ここに来るまでに結構なカネがかかるが。

・総評 : コンパクトながらかなりハイレベル。個人的にはこれ単体でも十分に来る価値があると思う。キャンプ場についている温浴施設としてもすばらしいかと。キャンプしにきてこの風呂に夜入りたいなぁ~~。というちょっとした欲望が芽生える。

・館内着が借りられるが館内着で過ごすのに適したエリアが湯上がり五の休憩所兼カフェしかない。一応利用したがよほど粘るつもりがなければ館内着はいらないと思う。

・ロッカーキーにセンサーは埋め込まれているが、脱衣場への入館管理にしか使われずレストラン及び休憩所脱衣所の支払いには財布が必要。この点は少々不便。入館したあとあちこちあるき回る施設ではないので、割り切って財布を持ち歩くのでも個人的には気にならなかった。

・湯上り後は休憩所兼カフェでコーヒー(確か800円超)を頂きながら自動芝刈り機を眺める。自分以外には2名女性の利用者がいたが、ふたりともPCを開いていて、うち一人は明らかに打ち合わせをしていた。ワーケーションというやつっぽい。家でも仕事しない自分が場所にきて仕事ができる気がしないので、尊敬に値する。

予定よりも1時間ぐらい多めに過ごしたが、せっかくだからちゃんと弥彦山経由して行きたいと思い、暗くなる前に到達できるように出発。

また来ます

弥彦山スカイライン

カーナビが「季節規制道路だから」などとなぞの警告を発して避けるように促してきたのでびっくりしたが、別に普通に通れた。せっかくネット繋がってるんだから、今規制されてるかどうかを判断した上でルートを提案してくれ。

前工程のSnow Peak HQから90分くらい運転して無事山頂までたどり着く。計算していた訳では無いがいい感じに夕焼けを見ることができてラッキー。
日没をゆっくり見ている時間はなく滞在時間は短めで切り上げ。

例によって写真は撮れていないものの山頂から下る道で見下ろす街並みもそれは美しいものであった。

次は一番最初から目的だったし、終着点にする予定だった施設へ。

じょんのび館

新潟県在住のフォロワーが足繁く通っており、新潟に行く機会があれば行ってみたいな~~と思っていた施設。

ここも立地がすごい。人里を抜けて山道に入ったところで突如現れるので、到着1分前くらいまで「こんなところに温浴施設があるのかよ」と思いながら車を転がしていた。

また入場時に写真を取り忘れていたので

17:15ごろ到着。
たどり着いてみると、なかなか落ち着いたというか主張の少ない外見の入りぐちが見えてくるので、入場。入館880円+タオル250円の料金を券売機に投入して出てきた券を受付に出すトラッドなスタイル。

内装は清潔感があり好印象。ものすごくオシャレ路線というよりは堅実な感じで、外観と合わせてやや先進的な公民館という趣かも。

★サウニング(+風呂)
 浴場の雰囲気が良い。ボキャブラリー貧弱なのでうまく言い表せないが増設されたであろう「森のサウナ」以外は一本通ったコンセプトのもとに制作されている感じがする。 

・外風呂:50m?くらい本浴場から廊下を通って行く外風呂。照明暗めで雰囲気がよし。
・内風呂:種類豊富。風呂だけ入るタイプでもそこそこ満足できるのではないだろうか。割と珍しい不感湯(体温くらいの温度の風呂)もあり。
・ドライサウナ:温度は覚えていないが暑すぎずな感じでいい感じに蒸される事ができた。昔はテレビがあったようだが、感染対策の一環か何かで稼働していなかった(テレビの前になにがしか(記憶喪失)の注意書きが貼ってあった。)
・水風呂①:ドライサウナの近くにある水風呂。水温は比較的高めな俺好みのもの。
・外気浴①:前述の外風呂に行くまでの廊下の横、本浴場から出たすぐのところにあるスペース。寝そべりできるスペースが複数あり。浴場の広さからするとややキャパ不足かという感があるが平日訪れる分には支障なし。空を見上げると星が見えた。
 ・森のサウナ:いわゆるフィンランドサウナ。増設された?のか本浴場および外風呂とのデザイン上の調和はいまいちだが、サウナとしてはこちらのほうが好みだった。セルフロウリュ可でいい感じに温度を他の利用者が上げてくれて素晴らしかった。
・水風呂②:森のサウナのすぐとなりにある水風呂、こちらはしっかり冷たくおそらく15℃より低い水温。
・外気浴②:水風呂②のすぐ横にあるスペース。3名程が入れるウッドデッキ。サウナのキャパから考えるとちょっと不足はあるが平日に(以下略)。こっちのほうが空はよく見えた記憶。

・総評 : 一つ一つの施設のパンチより総合力が高い感じ。立地の良さによる外気浴や外風呂の強さは都会の温浴施設ではどれだけ真似しようと思っても真似できない。森のサウナはドライサウナに比べて現代的な仕様で、フリークにはこちらの方をおすすめしたい感じ。

 18:30からのロウリュイベント@森のサウナに運良く参加することができた。満員で入れなかった人もいる模様。ロウリュに関する説明がウェルビーのそれ丸パクリなのはちょっと笑ってしまったが…
 ロウリュ→ 冷たい水風呂 → 外気浴 でガンギマリ、帰りの電車のタイミングのことを考えながらそそくさと浴場から退出。

夕食は食堂でマーボー飯をいただく。思ったより大きくて驚いたが問題なく完食。
 

う~ん、でかい(比較対象がないので分かりづらいが)

食事をいただいたら、少し休んでカーシェアを戻すべく巻駅へ。実はじょんのび館から巻駅までは車で10分程度の道のりなので、逆方向になるが少し山の方面進んで行って、駐車場でライトを消してみたら星がすごくきれいだったことは書いておきたい。

新潟駅到着・旅行続行へ

ここまで「新潟駅から東京駅へ直行」(=これで旅行終わり)か「新潟駅から上越新幹線で適当な駅に降りる」(=旅行続行)か決めていなかったが、新潟駅に着くまでのところで旅行続行を決意(ツイッタのアンケート機能は使いましたが、十中八九続行になるだろうな正直思ってました)。関東圏から付かず離れず、新潟でもない、という距離感で高崎に行くことに決定。この時点では宿は確保できず。

21時ごろ新潟駅到着。お土産屋さん開いてるかなと思ったらすでに閉店後で絶望していたら、改札内のNEWDAYSに色々売っていた。助かった。

高崎行きの新幹線の中で、22時過ぎに改めてチェックすると、宿が見つかる。ギリギリになって探すと見つかるパターンもあるのか?などと旅慣れしていない人間には不思議なことが世の中にはいろいろあるな。

23:00頃、高崎駅到着。ホテルを見つけるのに(物理的に)一苦労したが、それは次の記事で…

新潟限定ビールをやりながら移動

4日目へ



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