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no.30 いろんな蕎麦猪口4つ 作成編②

陶芸教室で作っている作品の作成過程について紹介しています😊

これまでの過程は以下の記事でまとめておりますので、先にお読みいただくと、本記事をよりお楽しみいただけます😌

前回は、電動ろくろでの成形・削り作業までを終えました👍
乾燥後、素焼きが終わったので、今回は釉薬掛けの作業からになります😀

なお、陶芸の作業工程についてはこちらの記事にまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください✨

▼素焼き後

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4つの蕎麦猪口の釉掛けをしていきます。

▼鳥の柄の蕎麦猪口🦆

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鳥の柄を黒化粧土(焼くと真っ黒になる土)で描いたやつは、鳥の上に織部釉(焼くと透明な緑色になる)をはみ出し気味に筆で塗りました😉
その部分に撥水剤(写真で紫の部分)を塗り、次の釉薬が掛からないようにしています。

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次に鳥の部分以外に白鳳マット釉(焼くと不透明な白いマットになる)を付けます。蕎麦猪口をドボンと白鳳マット釉に沈めると、撥水剤を塗った部分以外に釉薬が付きます👍
最後に口元に飴釉(焼くと茶色になる、写真の赤い部分)を塗りました。ジワっとにじむ感じの茶色をめざして塗ってみました😀

▼沖縄のやちむん風にしたい蕎麦猪口🌴

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鉛筆で丸い模様の下書きを描いた後、筆で飴釉(茶色になる、赤い部分)瑠璃釉(青色になる、白い部分)を下書きに沿って塗ります。
筆で塗ると薄くなりがちなので、ゆっくり染み込ませながら盛るように塗りました😎

この上に黄瀬戸釉という黄色い透明な釉薬を塗り重ねると、下の写真のような感じになり、自分的には沖縄の焼き物のやちむんっぽいなと思ってます🤗

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▼やちむん風の蕎麦猪口(左)・熊と鮭の蕎麦猪口(右)

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上から黄瀬戸釉を重ね掛けしました。口元は鳥柄のと同様に飴釉を塗っています。

熊と鮭の柄の蕎麦猪口にも同様に、黄瀬戸釉を掛けて口元に飴釉を塗りました。
黒化粧土の柄に黄瀬戸釉を塗るとこんな感じ(右の魚が2匹いる茶色っぽい部分)になる予定です👍

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4つめの蕎麦猪口は、内側と上部に白萩釉(不透明なツヤのある白い釉薬)を、下半分に青萩釉(不透明なツヤのある水色の釉薬)を、少し重ねて塗りました。(写真は撮り忘れました💦)
下の写真の以前作ったマグカップの色が気に入ったので、同じ配色にしてみました。

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このような感じで4つの蕎麦猪口を釉掛けしました🤟
現在本焼き焼成中なので、今週中には完成する予定です。楽しみだ~🥳💕

次は本焼き後に更新します✨

【2021/4/2更新】この作品の続きはこちらの記事です。ぜひご覧ください😉

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陶芸の詳しい作業工程についてはこちらの記事でご紹介しています😉

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