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2024.5.11 山は光、風呂は希望、酒は愛

起床。5時。予定より早く起きたのに、すでに『もういつでもいけるから起きたら連絡して!』とLINEが入っていた。早起きすぎる。パッパ身支度をして、家を出る。登山です。


今回も大好きな大和葛城山に登る。山つつじが有名なのだが、満開(より少し過ぎたかな)最後の週末ということで、ガチらなければ車が停められない。なんとか滑り込みで駐車でき、いざ。

朝の空気に包まれた山を登るのめちゃくちゃに気持ちがいい。最高!最高!言いながらぼちぼちのペースで登る。ゆっくり登りたい。登山は大好きだけどしんどいのは大嫌いなので。

サンドイッチとコーヒー

途中で休憩がてら朝ごはんを挟み、元気いっぱいで登頂。

つつじ園!よく見ると満開は過ぎたね〜って感じだけど、色と数の力がとてつもないので見応えはさすが。ロープウェイ組と登山組が入り混じる葛城山の山頂がおもしろくて好きだが、この時期はもひとつおもしろい。みんな赤やピンクのかわいいお花を見てニコニコしている。

途中、『山女子始めてみました』のありをさんに出会う。存じ上げなかったのだが、この本のTシャツを着ていらして、先輩が「かわいいTシャツ!」と声をかけたことがきっかけでお喋りした。帰りに買います〜インスタもフォローしますね〜と話をしてバイバイする。

快晴快晴快晴。同じような写真ばかりになるが、あまりに綺麗でひたすらつつじを撮り続ける。
通りかかったじいちゃんとばあちゃんが「本当はあっちの山(金剛山)に行くつもりだったのにねえ、着いてきて正解だったわあ」などと話をしているので、「え!?知り合いじゃないの!?」と思わず声に出る。話を聞くと、ばあちゃんは金剛山に、じいちゃんは葛城山に登ろうとしていたところ、登山口(同じ駐車位置からそれぞれの山に登れる)付近で仲良くなり、『なんかの花が満開らしい』ということしか知らなかったばあちゃんがじいちゃんの葛城山布教を聞いて、じゃあ着いていきます!となったらしい。なんたるコミュ力。なんたる楽しむ力。2人でニコニコつつじを眺めていた。素敵。

これをやるために

つつじを楽しんだ後は、山頂の売店が開いたので生ビールをいただく。葛城山を自分の足で登り、山頂の白樺山荘でジョッキまでキンキンに冷えた生ビールを飲む。これの為に生きている。これが冗談抜きで一番うまい生ビールだと思っているので、うまい生ビールが飲みたければ歩いて大和葛城山を登り、すぐ山荘に向かうといい。

勢いよく飲んで幸せを感じていると、4人ほどの登山グループのお兄さんに「お姉さんめっちゃかっこいいすね!!びっくりしました!!」と声をかけられる。私の飲みっぷりにテンションが上がったらしく、次々にそのグループの方々にビール飲みを褒められる。最初はうまいっす!最高っす!と答えていたが、褒められた時のボキャブラリーをそんなに持ち合わせてないので途中からビール片手にガハハ!ガハハ!と笑っていると「笑い方すっごくいいですね!幸せになっちゃった!」と褒められ、山賊スタイルでも褒められるんか、なんてご機嫌なグループなんだ…となる。ご機嫌がご機嫌を呼んだハッピー空間。山登ってきた人、だいたいご機嫌しかおらんくて最高ということがわかる。

金ちゃんラーメン

えらくたくさんの人と喋った登山だった。みんなご機嫌でいいなーなんて話をしながら、カップラーメンとおやつを食べて下山。今回は非常に調子よく、もしくは体力がついたのか、行きも帰りもめちゃくちゃ元気に山と対峙することができた。おつかれ山でした。


カワイイ
塩分を欲している

下山後は橿原ぽかぽか温泉でサウナと風呂をキメ、(途中寝湯で10分ほど落ちた)(それはそう)スッキリした体と頭で山女子本を買って、彩華ラーメンで爆食い。元気いっぱい楽しい1日だったー!!

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