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ひたすら好きな芸人を紹介

前書き

 私はお笑いが好きだと以前申していましたが、具体的に誰が好きでどんな芸風にハマりやすいのか発言していませんでした。なので、もしかしたら私の知り合いは漠然としてお笑いが好きなのだと偏見を抱いているかもしれません。なので、先日長文投稿中心生活に切り替えて、今後の予定にも書きました今の「好きな芸人」について書きます。尚、私が他に好きなものは後日改めて綴ります。

特に好きな芸人

 こちらは2021年5月現在私の最もお気に入りでかつ人に勧める時で一番推したい10組の芸人です。また、大体ライブ行く時の優先順位も高いです。尚、絞るのは苦手ですよ。
ちなみに、ここからは芸歴順で紹介して、この枠だけ主観強めの紹介を記載し、個人芸歴は養成所卒業から換算し記載しています。そのため、結成年と矛盾してしまうことにご了承下さい。そして、私個人の話ですが2000年以降デビュー芸人のみになっております。賞レース実績は大体ここ数年の結果に限定させていただいていますし、地方、全国区の順です。

スーパーマラドーナ
吉本興業大阪本社所属。両者2000年デビュー、2003年結成、2007年解散、2008年再結成、ボケの田中一彦氏とツッコミの武智氏による漫才師。
第52回上方漫才大賞奨励賞受賞。M-1グランプリ2015~2018ファイナリスト、最高3位。
芸風に変化はあり、かつては両者の個性を潰したコント漫才から現在は田中氏の奇妙でサイコなボケに翻弄される武智氏が強くツッコむ実況漫才に変遷。一度解散したのは、武智氏の芸に対する姿勢を田中氏が受け入れられなかったため。その後再結成したがそれからも色々あったので、武智氏も田中氏もトラブルメーカー。

ラバーガール
プロダクション人力舎所属。両者2001年&結成、ボケの大水洋介氏とツッコミの飛永翼氏によるコント師。
テレビでは大水氏のどこか不可思議なボケを飛永氏がサラッとたしなめるツッコミのコントが主流だが、ライブやご自身のYouTubeではその形式を崩したコントもする。また、とても両者ともに聞き心地が良く、特に飛永氏の流暢なツッコミは聞き飽きない。雰囲気が穏やかだろうからかずっと清潔感があるからか分からないが、一時期子供番組にレギュラー出演していた。

アキナ
吉本興業大阪本社所属。ツッコミの秋山賢太氏は2003年デビュー、ボケの山名文和氏は2004年デビューで2012年結成の漫コン師。
第45回NHK上方漫才コンテスト優勝、第2回NHK新人お笑い大賞準優勝、第4回NHK新人お笑い大賞優勝。キングオブコント2014,2015,2017ファイナリスト、最高6位。M-1グランプリ2016,2020ファイナリスト、最高5位。
漫才もコントもどこか人間の残念な部分が現れてしまう哀愁が漂う山名氏のボケに強く喚起する秋山氏のツッコミがメイン、漫才はコント漫才。しかし、全国区の賞レース決勝では炎上したり、対戦相手に恵まれなかったり、はたまた滑ってしまったりと運が悪い。元々はトリオ芸人「ソーセージ」であったが、関西で人気者になりつつあり、賞レースも期待されていた最中で元相方(現在は別のコンビを結成)の不祥事で解散し今のコンビを結成。コンビ仲が非常に良いのが特徴。

天竺鼠
吉本興業大阪本社→東京本社所属。両者2004年デビュー、2003年結成、ボケの川原克己氏とツッコミではなく首太の瀬下豊氏による漫コン師。
シュールでかつふとメルヘン感がチラつくしつこさがとても強いコントと、コントよりも収支がつかない展開のコント(?)漫才がメインで、川原氏の終始が着かない時もあるボケに、瀬下氏はツッコミが穏やかだったり、ただ狼狽えることもある。最近は川原氏がアーティスト、瀬下氏がリアクション芸人としての個々の活動が増えている。そのぐらい、お互いのお笑い的長所が極端。

マヂカルラブリー
吉本興業東京本社所属。ボケの野田クリスタル氏は2003年デビュー、ツッコミの村上氏は2007年デビューで2007年結成の漫コン師。
M-1グランプリ2017ファイナリスト、2020優勝。キングオブコント2018ファイナリスト。
野田氏が今までの流れから予測不可能なボケを繰り出して村上氏はそれを強く注意する緩急の激しい実況漫才と、漫画やアニメ感の強い世界観であるが漫才よりもボケツッコミが典型的になっているコントがメイン。特異な芸風が故に2017年のM-1はあるお方からお叱りを受けたり、2020年に優勝した後はネットが荒れる程の「漫才論争」が巻き起こった。また、野田氏はR-1ぐらんぷり2020王者で、そこで披露した自作ゲームが色々改良して発売されている。

さらば青春の光
ザ・森東所属。両者2007年デビュー、2008年結成。ボケの東ブクロ氏とツッコミの森田哲矢氏による漫コン師。
キングオブコント2012~2014,2017,2018ファイナリスト、最高準優勝。M-1グランプリ2016、4位。
不条理でダークな世界観でその世界の住人感が強い東ブクロ氏のボケに森田氏が翻弄されてツッコむ、世界の真実を明かす「バラシ」でいつの間にか見ていた自分がもう戻れないと錯覚するコントと、それに沿った世界観のしゃべくり漫才がメイン。賞レース決勝に何度も残る程強さはあるが、現在はそれから退いている。元々は松竹芸能所属で色々あったため退所後、現在の個人事務所を設立。とりあえず、トラブルメーカーとゴシップ収集に加えてモルック愛好家のコンビで覚えれば良い。ちなみに、東ブクロ氏の従兄弟も芸人。

Aマッソ
ワタナベエンターテインメント所属。2010年デビュー&結成、ボケの村上氏とツッコミの加納氏による漫コン師。
第2回NHK新人お笑い大賞ファイナリスト。女芸人No.1決定戦 THE W2020ファイナリスト。
女性芸人にありがちな自身の性別に沿ったものではなく日常の非日常を切り取ったしゃべくり漫才、コントもその傾向があり、どちらもボケツッコミで普段演芸に見られない言葉を多用するがツッコミの加納氏の方が難しい単語を多く使う傾向がある。また、THE W2020決勝ではプロジェクションマッピングを融合させた漫才を披露していた。こちらも元々は松竹芸能所属で、さらばと同じ理由で退所後も女芸人らしからぬ態度でもあるためとある騒動が起きてしまった。

霜降り明星
吉本興業大阪本社→東京本社所属。2011年デビュー&結成&解散、2013年再結成。ボケのせいや氏とツッコミの粗品氏による漫才師。
第38回ABCお笑いグランプリ優勝。歌ネタ王決定戦2017ファイナリスト。第7回ytv漫才新人賞優勝。M-1グランプリ2018優勝。
せいや氏のアクティブなボケを粗品氏が独特の単語か短文の体言止めでツッコむ実況漫才がメイン。粗品氏のピンネタであるフリップ芸が元だが、せいや氏はフリップ扱いを大いに否定。しかし、最近はコントにも力を入れている。2人がアマチュア時代に吉本の若手オーディションに参加したのが2011年で、一度解散し粗品氏が先に本所属した後に2013年再結成とプロ入りしたので少し奇妙な芸歴になっている。また、粗品氏はR-1ぐらんぷり2019王者で、せいや氏は「お笑い第7世代」の提唱者とよく言われるが、本人はただの冗談があれよあれよと広まってしまったため撤回している。

濱田祐太郎
吉本興業大阪本社所属。2013年デビューの漫談家。
第39回ABCお笑いグランプリファイナリスト。第2回NHK新人お笑い大賞ファイナリスト。R-1ぐらんぷり2018優勝。
先天性の病によるロービジョンであり、自虐ではなくそんな自分自身しか感じられない日常と時事問題を毒が強めの漫談がメイン。そのため、吉本興業初の視覚障害者芸人。実はSNSを活用している。

宮下草薙
太田プロダクション所属。2014年デビュー、2016年結成。ボケの草薙航基氏とツッコミの宮下兼史鷹氏による漫才師。
第40回ABCお笑いグランプリ3位。ツギクル芸人グランプリファイナリスト。マイナビ Laughter Nightグランドチャンピオン大会2019ファイナリスト。
宮下氏の優しい提案を草薙氏のネガティブかつ不可思議な妄想のボケで覆してしまい、宮下氏が優しくなだめるツッコミのしゃべくり漫才がメイン。漫才中に草薙氏が癇癪を起こすこともある。この世代でありながらコンビ間の暴力が目立つが、コンビ仲は不仲というわけではない。

大好きな芸人

 こちらは私が次に気に入っていて、推したい芸人10組です。ここは紹介を簡略化します。

三四郎
マセキ芸能社所属。両者2005年デビュー&結成。ボケの相田周二氏とツッコミの小宮浩信氏による漫才師。

令和喜多みな実
吉本興業大阪本社所属。両者2008年デビュー&結成。ボケの野村尚平氏とツッコミの河野良祐氏による漫才師。

インディアンス
吉本興業大阪本社→東京本社所属。両者2008年デビュー、2009年結成、2010年解散&再結成。ボケの田渕章裕氏とツッコミのきむ氏による漫才師。

ニッポンの社長
吉本興業大阪本社所属。ボケの辻氏は2010年デビュー、ツッコミのケツ氏は2011年デビューで2013年結成の漫コン師。

オズワルド
吉本興業東京本社所属。両者2012年デビュー、2014年結成。ボケの畠中悠氏とツッコミの伊藤俊介氏による漫才師。

空気階段
吉本興業東京本社所属。両者2012年デビュー&結成。両者ボケツッコミは不定だが、鈴木もぐら氏と水川かたまり氏によるコント師。

真空ジェシカ
プロダクション人力舎所属。両者2012年デビュー、2011年結成。ボケの川北茂澄氏とツッコミ兼嘆きのガク氏による漫才師。

滝音
吉本興業大阪本社所属。ボケの秋定遼太郎氏は2011年デビュー、ツッコミのさすけ氏は2012年デビューで2016年結成の漫コン師。

トンツカタン
プロダクション人力舎所属。2013年デビュー、2012年結成。ボケのお抹茶氏とボケの櫻田佑氏とツッコミの森本晋太郎氏によるコント師。

吉住
プロダクション人力舎所属。2015年デビューのコント師。

好きな芸人

 こちらは人に推すよりかは自分がチラッと応援したく気持ちがある芸人10組です。なので、名前だけ紹介します。

ジャルジャル、アルコ&ピース、学天即、GAG、ランジャタイ、ZAZY、蛙亭、からし蓮根、たくろう、かが屋

後書き​

 改めて自分が好きな芸人を絞るのが苦手ですね。芸人紹介も文末表現が固くなっていました。何より、自分が好きな芸人を振り返ると「異端児」と「独自のワードセンス」と「ダークサイド」が強いと感じました。ただ、ここ最近はライブ通いもままならないのでマスメディアやSNSでぐらいしか判断できていません。ぶっちゃけそこまで振り切れていない中途半端な人選とも痛感しています。何組かまとも寄りがいるのもそうかもしれませんね。それでも、好きという感情には変わりはありません。
 そして、実はこの記事には後編があります。内容は特に好きな芸人10組中心でしんどい話ばかりになるので有料記事にします。そこはご了承ください。


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