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第3回[かたらじ]「なぜわざわざ遠くまで刀を見に行くのか?」刀剣遠征について語る

かたらじ 刀を語るラジオ
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■おしながき
00:00〜 オープニング
02:00〜 刀剣訪問・刀剣遠征ってなに?
     どうして遠くまで刀を見に行くの?
09:09〜 刀剣訪問ブログが刀剣訪問を始めたきっかけと、ブログを書きはじめた理由
33:12〜 遠征手段について
37:44〜 近々開催される刀剣展のお知らせ
 

■訂正!!
オープニング(01:22あたり)で、佐野美術館で開催されている「REBORN 蘇る名刀」展の展示替えについて触れています。そこで
「鯰尾藤四郎と入れ替えで骨喰藤四郎が展示される」
と言っていますが正しくは
「鯰尾藤四郎・骨喰藤四郎と入れ替えで宗三左文字が展示される」です。
大変失礼しました。
展覧会を見に行かれる方はお気をつけください。


■補足
【刀剣用語】
今回いくつか用語をそのまま使っているので補足します。
・姿
刀身全体のこと。太さ、長さ、反りの強さなど、刀身全体の特徴を指すときに使われるワードです。

・腰で反る
刀身全体よりも茎(手に持つ側)の方、だいたいハバキをはめるあたりを「腰」と呼びます。そこに反りがついている姿のことを「腰で反る」または「腰反り」と呼びます。
平安時代の太刀や、古い備前刀によく見られる特徴です。

・肌
刀の表面のこと、といえばよいのでしょうか。刀のピカピカツヤツヤした、あの部分です。そこは単純に鏡のようにピカピカしているのではなく、木目模様があったり、ぶつぶつしたものあったり、一振り一振りさまざまな特徴が表れます。刀剣の見どころのひとつ。

・茎(なかご)
柄をはめる部分。手に持つところ。
博物館や美術館で見るときは柄ははめられていません。作ったばかりの新しい刀剣は銀色をしていますが、昔に使われた刀は錆が付着し黒や茶色になっています。
この部分も流派や地域によって形が異なるなどの特徴が表れます。

・亀甲菊花紋
六角形をした亀甲紋の中に菊の模様がある紋のこと。
亀甲貞宗には茎の先端付近にあります。
参考画像
http://livedoor.blogimg.jp/saniwablog/imgs/c/b/cbb30a03.jpg


【福岡の地名について】
『黒田重隆の曾孫である黒田長政が筑前国に封じられた際、新しい本拠城の名称を黒田氏ゆかりの備前福岡より取って、「福岡城」と命名、城下町を「福岡」とした。これが今日の福岡県及び福岡市の名称の由来となった』 Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C#%E5%9C%B0%E5%90%8D%E3%81%AE%E7%94%B1%E6%9D%A5


【関連リンク】
・佐野美術館 「REBORN 蘇る名刀」
http://www.sanobi.or.jp/exhibition/reborn_sword_2018/

・島田市博物館 「音にきこゆるvol.3〜島田の刀鍛冶と「五ヶ伝」〜
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku/docs/2018_touken3.html

・足利商工会議所友愛会館内ギャラリー・カッサ 「堀川国広とその高弟」
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/horikawa.html

・埼玉県立歴史と民俗の博物館 謙信景光
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/?page_id=567

・福岡市博物館 日光一文字
http://museum.city.fukuoka.jp/topics/kuroda.html

遠征費用や運営に活用させていただきます。