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【追記有】YouTubeの著作権詐欺団体まとめ

アレンジ楽曲をアップロードした際、権利者から著作権侵害の申し立てが来る場合があります。ジャスラックやネクストーンが管理している楽曲はYouTubeとの包括条約により基本的に二次創作が認められており、収益の分配という形で広告をつけることも可能です。

ですが、権利を所持していない架空の団体*から権利の侵害を申し立てられる事が多く、ぱっと見判断が付かない社名もあるため詐欺団体をまとめておきます。

ちなみに詐欺団体の目的は広告収益の横領です。

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虚偽報告団体一覧

以下の社名からの権利の侵害は、異議申し立てでほぼ100%撃退することが可能です。僕は累計30回くらい異議申し立てしましたが全て受理されました。

LatinAutor
APRA_CS
UBEM
SOCAN
Securights Inc.
LatinAutor - PeerMusic
TONO_CS
TEOSTO
Kobalt Music Publishing
AMRA
SABAM_CS
KOMCA_CS
AdShare MG for a Third Party

大文字の短い団体名は怪しんだ方が良いです。

正当な権利団体

基本的に見たことある社名は本物の場合が多いです。原曲のレーベル先を調べれば見分けがつきます。当然ですが本物なので異議申し立ては却下されます。また稀にアニメやゲームなどのタイアップの場合、特定の曲のみ他社が管理している場合もあります。

Sony ATV publishing
WMG (ワーナーミュージックグループ)
Avex Inc
NexTone
Jasrac
PONYCANYON
Lantis Company, Limited (バンダイナムコアーツ)
visualarts
COLUMBIA (日本コロンビア)
Amuse Inc.
Rhythmication Co.,Ltd.
NaxosofAmerica
UMG(Universal Music)

海外に委託してるアーティストも多いので見分けがつきにくい場合は一度異議申し立てを行ってみるといいかもしれません。ただし悪質なコンテンツ(音源をそのままアップロードなど)はチャンネル削除の対象となる場合があるので慎重に。

追記(2020/07/31)

噂によれば架空団体ではないとのことですが、作品をcontentsIDに登録し、権利の主張をする事は誰にでも(個人も)できます。また各アーティストが楽曲を委託してる著作権管理団体は基本的に一つです。なので上記画像のようにアホみたいな数の申立人がいても反対の異議を申し立てるとほぼ100%承認されます。当たり前。
僕が『詐欺団体』と揶揄しているのは、こちらが異議を申し立てない限り、その動画の広告料は申立人と折半することになるからです。当然『実際には管理していない団体』なのでこちらの異議申し立てには対抗できません。
なので直球で言ってしまうと各『詐欺団体』はcontentsID登録作品に対して「とりあえず著作権侵害の申し立て」を行い、「異議を申し立てられなければ広告料折半できてラッキー」ビジネスをしているということです。仮にそのような意図がなくとも事実そうなっているのでうんこ。

正当な著作権侵害の申し立て人に対して「異議の申し立て」を行った場合は下記画像の通り数日以内に拒否されます。ジブリやディズニーは結構権利に厳しいです。

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▼この記事を引用してくれてます。信憑性はぶっちゃけないですが音楽系投稿者の方は読んでみると面白いかもしれません。

▼詐欺団体について詳しく動画で解説してくれています


ゆるーく更新していきます。