自分を振り返ってみた

思ったことをつらつらと書いているだけです。


最近、転職を考えることが増えて自分を振り返ることが多くなった。自分はどんな人でどんなことが得意でどんな仕事につきたいのか、今まで漠然と働きながら真剣に向き合ってこなかったツケがきて、正直全く浮かばない。自分のことなのに何も浮かばない。自分で思いつかないならばと文集や寄せ書きなど人からもらったメッセージを読み返すと多く書かれている優しい人という言葉。
自分が優しい人間かと言われるとあまりしっくり来ない。どこが優しいと思われたのか文面を読みながら振り返ってみた。思い出すときっと何かをやって貰ったり手伝ってもらった記憶から私を優しいと評価している気がした。でもそれは優しさなんかじゃなくて、嫌われたくなかっただけだ。断ることで評価下がってそのコミュニティにいられなくなる。面白くない自分が人の輪の中にいるために、必要だったから行っただけ。絵が上手い人、料理が上手い人、トークが面白い人、企画力がある人、人望がある人、親しみやすい人、憧れる人がたくさんいて、その輪に何とかして入りたかったから、やりたくないこともやりたいように演出して、自分がいるメリットを感じて欲しくてアピールしていた。その行動が優しいと捉えられていた。そんなのは絶対に優しさなんかではないし、私を表す言葉では無い。振り返ればいつも、偽って取り繕ってガワだけととのえていた。自己を見つめても何も無く、他者からの評価も偽った自分への評価で中身などない、本当に空っぽ。そんなことに最近気づいた。とある方が、問題に気づくから問題になる、気づかなければ問題にならないと言っていた。まさにその通りだった。今まで生きて来て、正直自分はそこそこちゃんとした人間だと思ってた。ある程度の学力を保って、就職もして、プライベートもそこそこで、何となくやってこれた。気づいた今、もう今までではいられない。空っぽの中身を埋めないといけない焦燥感におそわれる。自分を振り返るなんてするんじゃなかった。気づかないまま蓋をしてずっと生きて行きたかった。自分を見つめ直す、すごく大切なことだがやらないほうが幸せということもあることをぜひ、知ってほしい。


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