岡野博覧会感想(ネタバレあり)


犬の散歩

オープニングコント。コントの内容は犬の散歩をしているおじさんが袋から取り出したかりんとうを食べるとうんこ食べてるみたいに見えるというあるあるだ。でもそれを岡野さんがすると、一発で人となりが伝わり、その後のコントに入り込みやすくなる。まさにオープニングにふさわしいコントだった。

動物園

個人的に一番好きなネタ。動物園で働く理由が自分より下の生き物に囲まれたいというネタである。このネタを見た時に私はすごく衝撃を受けた。私たちは動物園で動物を見て癒されるが、一回立ち止まって考えてほしい。たくさんの生き物がいるが、冷静に考えると首が長いだけのキリンや鼻が長いだけの象を見てなぜ癒されるのだろう。私は別に体の一部が極端に長い生き物が好きなわけではない。それでも動物園で癒されるのは、下の生き物に囲まれた優越感を無自覚に享受しているからではないだろうか。私はこの考えに気づいたとき否定する言葉を持ち合わせなかった。このコントを見終わったときには今すぐにでも、動物園に転職したい、そう思わされてしまった。あぁ、はたらきたくねぇ。

ビニール傘

このコントは私の人生を少し前向きにしてくれた。この世の中にいる少し変わった人たちは、実はそれぞれ役割を持っているというコントである。生きていればだれしもが変わった人に出会ったことがあるだろう。怖がり、不安に思い、時には拒絶することもあったと思う。だが彼らによって生まれたプラスの感情に誰が目を向けるであろう。光と影は表裏一体だ。ならば彼らが生み出した負の感情もまた正の感情と表裏一体のはずだ。事実、私たちは彼らに出会ったことを人に話し、同情を得たり、コミュニケーションをとったり、時には鉄板の笑い話にするだろう。彼らによって生み出された恩恵を私たちは気づかずに受けているのだ。これに気づくと世界は変わるだろう。彼らへの感謝によって世界は少し美しく見え、自らの失態もどこかで誰かの正の感情を生み出すと思え前向きになれだろう。

保育園

このコントも動物園と甲乙つけがたいほど好きなコント。内容は保育園の園児が先生に言われて1年かけてたべっこ動物の象のみを砕いてキリンをつくる。というコント。意味が分からない。なんだこの気持ち悪い文章は。象だけ砕いてキリンを作る。何度言っても意味が分からないし気持ち悪い。でも面白い。岡野陽一の思想を全身で浴びているようなコントだった。

占い師

占い師の存在が実は営業マンのスキルを磨くためのものだというコント。終始、占いは占い師が気持ちよく占えるようにして営業スキルを磨くと話したうえで、ラストに占い師の占いが当たるというきれいな落ちのコントだった。少し占いにいってみたくなった。

神様

期待と決めつけについての危険性についてのコント。生きていく上でこの考え方は大切だと感じた。少年との掛け合いがテンポがよく、岡野陽一さんの思想が前面にでており、この岡野博覧会の最後をしめくくるコントだった。

暇なときに追記(もうつかれた)

NaNoMoRaLさんの曲よかったね。すき。

幕間

小学生のパチンコ応援上映楽しかったけど、自分の倫理観がバグリそうだった。

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