#仮想AE勉強会 190208 レジュメ
今日のテーマ
バーチャル存在が現実へ行く方法
話題
1. 現実とバーチャル存在の接触方法
2. グリーンバック合成(キーイング)
3. より「居る」ように写すために
1. 現実とバーチャル存在の接触方法
安田は当然のように現実の街に出かけていく動画を作っていますが、これはバーチャル的には一般的なふるまいではないです。バーチャルな者はバーチャルな世界で活動し、その様子をお届けする、というスタイルが基本的です。
では現実に行くバーチャル存在が全くいないのかというとそうでもなく、初期の有名なところだと甲賀流忍者ぽんぽこさん、日雇礼子さん、おめがシスターズさんなど。偉大な先人を見て、あーこのスタイル面白いなあと思って安田もやってみることにしたわけであります。(過去に現実に行くバーチャルな方々の動画をあつめたYouTubeの再生リストを作成しているので、気になる方は見てみてください。)
どのように現実に行くのかというのはその人それぞれなんですが、安田がどうやっているかというと、世界観的な説明をぶっ飛ばした実際問題、グリーンバック合成を活用しています。お気づきの通り今回メタいので、苦手な人は気を付けてね。
2. グリーンバック合成(キーイング)
ということで今回はAEできれいにグリーンバック合成するにはどうしたらいいのか、やっていきます。
最初、「カラー差キー」というエフェクトを使って何とかしようと試行錯誤して汚くエッジが残って苦しんでいたのですが、「Keylight」というエフェクト使ったら一発でした。全人類これを使おう。スクリーンカラーの横のスポイトをクリックして、抜きたい色を選択。すっぱり抜けます。
みなさんが手軽に遊べるように、安田のグリーンバック素材と風景映像何点か配布いたします。(放送後ここにリンク貼る。ダウンロード期限:2019年2月15日(金))もしいい感じのクソコラ動画とかが出来たらリプライで送ってください。見て喜びます。自分で撮影した背景動画を使う場合は特に、諸々十分にご配慮ください。
3. より「居る」ように写すために
キーイングして2つの世界のレイヤーを重ねただけでもいいのですが、もっと現実に馴染むために。
色・明るさの合わせを行う
接地面をなるべく写さない、写すなら必死でパース合わせ
画面揺れのトラッキング、適応
平等な汚し(周辺減光、周辺ぼかし、色収差、ディフュージョン)
など、できることは沢山あります。詳細は追々。
パース合わせとかトラッキングとかは3Dの体を使っている人たちにはもっと賢い方法(AR技術)があるみたいだけど、安田は2D故にまだよくわからないです。AR風に見えるように力技でやっているというのがこれまでの安田の動画です。
しかもPremiereだけでトラッキング機能使わず一点ずつキーフレーム打って調整していたり、だいぶ効率悪いことをやっていました。最近AE勉強して(もっと楽にできんじゃ~ん!)ということが分かりました。かしこい! 成長する人類です。
#仮想AE大喜利 鑑賞会
今回のお題は「好きな空をつくる」でした。
次回からの #仮想AE大喜利 について
2回やってみて早くも、現状の形式は安田にも視聴者にも負担がでかいなということが分かりました。ので、変えます。
視聴者の方がお題を考えていただき、安田が答える形にします。
ハッシュタグ付けてツイート or マシュマロ投函していただいて、安田が毎週それを打ち返していく形式にしたいと思います。無茶ぶりも真面目なやつも待ってますので、お気軽にどうぞ。
もしお題見て自分も挑戦したいやつがあれば一緒に作りましょう。制作側での参戦もお待ちしております。
次週 2/15 はバーチャル確定申告作業のためお休みをいただきます。
次回は2/22の22時~の予定。内容的には、前述のことについて少しずつ進めていこうかと思います。↓このへんのこと↓
色・明るさの合わせを行う
接地面をなるべく写さない、写すなら必死でパース合わせ
画面揺れのトラッキング、適応
平等な汚し(周辺減光、周辺ぼかし、色収差、ディフュージョン)
#仮想AE大喜利 へのお題投下お待ちしております。ちょっと間が開きますが、またよろしくお願いいたします。
noteでは任意の金額で作者をサポートすることも出来ます。 サポートに対する個別の返礼は出来ませんが、安田灯李のより良い映像制作のために全額利用します。