バーチャル映像作家の2020年1月まとめ
やっほやっほ。今年もたくさん働いている。映像作家としても止まらないよう、できるときに出来る限りのことをやっていきます。
1/28 オリジナル曲『Afterword』MV Short ver. Twitterにて公開
とりあえず1番までのショートバージョンをお届け。
フル版は2月以降、仕事の空きに応じて進捗します。完成したらニコニコ動画とYouTubeにアップします。
ニコニコ動画を中心としたボーカロイド黎明期の文化、高校~大学生のころにどっぷりと浸かっておりまして、ミクさんにはちょっと思い入れがあります。2016年に我が家にお招きして以来、戸棚にしまわれていたV3ミクさんですが、今回歌ってもらえて本当によかった。
フル版もお楽しみに。良い曲だと思う。ミクさんが歌うと、自分が作った曲であっても自分じゃない誰かの曲になるから、素直にグッとくることができる。
1月末 夢についての考え事
を、Twitterで垂れ流しました。
「将来の夢は何?」と、仕事先で出会った方に訊かれて面食らったことにより改めて考えてみたのですが、結構難しい質問だなあと思いました。
過去動画、【街と灯李】新宿編にて、安田の夢についての話をしました。あれから1年半たって、今何を目指してやっているのか。やっぱりちょっと変化はあります。自分自身も、世の中も、少しずつ変わっていくので。
これまでの夢の変遷を振り返ってみました。
小学生のころ、陶芸家になりたかったです。これはある意味で叶いました。大学で陶芸に打ち込み、手作り市なんかで自分の作った器を売って、気に入ってくれたお客さんがにこにこしながら茶碗や湯飲みを持ち帰るのを見送り、満たされた夢です。さわりたくなる形、日常を楽しくする食器を作ることが、このときの自分のテーマでした。
小さな夢はひとを幸せにしますが、一生を駆動するものではありません。
大学生のころ、ゲーム開発者を志しました。これもある意味で叶いました。大学を卒業し、都内のゲーム開発会社に就職しました。理想と、力不足な現実とのギャップに苦しみながら、自分を許せない日々が続き、心身に異常をきたし、とうとう手放した夢です。子供のころから好きだったゲーム、そのゲームから受け取ってきた体験、思い出、感情を、今の子供たちにつなげたい。それが当時の願いでした。
大きな夢はひとを突き動かしますが、身に余る夢はひとを押しつぶします。
そしてその後、映像の仕事は、なんとなく流れ着いたものでした。とにかく自分が生きていければいい、何かできそうなことでお金を稼げればいいと。当時の自分は、理想に疲れてよれよれになっていたのですね。ところが、そこで出会った先輩の映像を見て、うあ、となりました。世界が美しかったので。先輩にはこんな世界が見えてるんだ、これをやりたい、と思いました。
夢中で映像の仕事を続け、少しずつ技術と自信を積み重ねていたところ、2018年にバーチャルユーチューバーという存在に頭を殴られ、気が付くと安田灯李は存在していました。目と心を開いて光をとらえれば、この世はとても美しい、バーチャルもリアルも同様に。それを証明していたいという心で、安田は活動してきました。
さて、改めて今、どこへ向かって、何をしていくのか。今の自分にピッタリくる夢は何だろうか。そんなことを考えていたわけでした。
色々考えてみたのですが、結論としては、今、安田の夢は世界平和です。そのために、良い映像をつくります。他人がちょっと身近に感じられるような映像を。好感と共感と理解。そういうことの積み重ねで、1mmずつでも平和に近づいて行けるといいなと思います。
遠い目標点と、身近な行いの積み重ねで、一生をよりよくやっていきたい所存。
あなたの夢は何ですか? よければそっと教えてください。読んでにこにこします。
2月の予定
相変わらず、というか、当初の予定より仕事のスケジュールが延び延びになっていて、2月下旬までお仕事人間です。あんまり目立った成果はないかもしれませんが、出来ることをできる隙間にやっていきます。仕事で作る映像もまた、夢に至る一部。止まらねえからよ。よろしくどうぞ。
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それではまた、よろしくお願いします。
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