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Eスポーツはゲームでは無く競技だ

最近APEXのランクをずっとやっています。
嫌になってやってやらなくなる→やっぱやるべきをずっと繰り返して、何だかんだ続けている。飽き性な割にはまあ続けていて偉いなと思う。気分屋に付き合ってくれる友人にマジ感謝。

僕の人生はゲーム抜きでは無かったくらいずっとやっている癖して、天性のポンコツゲームスキルなので、こういった鍛錬が必要なゲームは傾向的には長続きしない。そりゃもう本当に要領が悪い上に集中力も長く保っていられないので、初見のゲームはほぼ壊滅的、それなりにやっているゲームですら初心者に負ける始末である。
とはいえ、それでも長く続けているうちに人並みには成れるもので、飛び抜けて上手いとは言えなくとも勝ちを拾いに行けるようにもなってくる。練習と経験で実際に上手くなっていく実感を如実に感じることが出来るのは対戦ゲームの特権だろう。

仕事終わりに時間を決めて毎日練習と対戦を繰り返ししていると、ゲームをしているというよりは中学時代の部活動を思い出す。Eスポーツとは良く言ったもので、多くのゲームとはそもそも根本的に楽しみ方が異なっているように思う。無論、多くのゲームには乗り越えるべき障害が設定されているものだが、それらはプレイヤーの技術的な上達を目的としているというよりは、試行錯誤の先に得られる達成感、爽快感の布石であり、必要がない場合はそれらを用意しないことすらある。だが対戦ゲーム、とりわけ競技性の求められるジャンルは技術力を上げることがプレイヤーのモチベーションであり、寧ろ勝負での勝利は鍛えられた技術力の確認、証明という側面の方が色濃くなる事が多い。
だから、それらはデジタルゲームの体を成していたとしても、娯楽のタイプとしては大きく様相が異なる。ややこしいのは、同じゲームジャンル内で合っても競技タイプであったりゲームタイプであったりと、特色によって性質が異なることが多いことだろう。この辺りはゲーム好きであっても(場合によってはゲーム業界内の人であっても)勘違いしている人ですら勘違いされており、それが中々Eスポーツという感覚が一般的になりにくい原因な気がする。


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