プロフェッショナルのコンディショニング - 科学が証明済みの最高のストレス解消法

最強のストレス解消法っていったいなんだろうかと考えたことはないでしょうか。ぼくは数万回はあります。さらに社会人になってから、間違ったストレス解消方法を見てきました。これらの方法論は実はストレス解消方法としては有効ではありません。
・アルコール全般
・風俗店関連全般
・美食
・買い物
・極端に高価な車
というか、激務勢がこれをやり過ぎるとかえってネガティブループがはじまるんじゃないかと思わざるを得ない事象をよく見かけます。ストレス解消にお金をかけすぎると、生活が荒れるか家庭環境が壊れて、さらにstress boostします。採用している方法論が効果的ではない→ストレスが溜まる→さらなる激務の高みへ→さらにストレスが高まる、というネガティブループです。


前置きが長くなりましたが、最高のストレス解消法は「緑の中を歩くこと」です。そんなこと!?という感じですが、エビデンスが豊富です。日本だと散歩になってしまいそうですが、海外だとgreen exerciseとして、諸々研究されています。こういったことの効果は、理論背景や根拠を知っているかどうかで得られる効果に顕著に差が出るので、実証研究が多いということを知っておくことが重要かと思います。
・Harvard health
Shear Stress Mediates Endothelial Adaptations to Exercise Training in Humans
https://link.springer.com/article/10.1007/s40471-015-0043-7
・The mental and physical health outcomes of green exercise.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16416750
・APA PsyC NET
Can simulated green exercise improve recovery from acute mental stress?
https://psycnet.apa.org/record/2018-61003-001
いつも参考にさせて頂いているパレオな男さんも取り上げられてますね。

最強ストレス解消法「グリーンエクササイズ」はどれぐらいで効果が出るのか?
https://yuchrszk.blogspot.com/2018/03/blog-post_27.html
*パレオさんが紹介されている論文
What is the Best Dose of Nature and Green Exercise for Improving Mental Health? A Multi-Study Analysis
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/es903183r

この方法論はとてもいいと思っています。まず非常に高い効果が世界的研究機関によって立証されています。そして、「コストが非常に安い」。実はこっちの方が重要です。みんなが使えるからです。方法論というものは、「万人が使えて、みんなが幸福になれる」というのが非常に重要です。このダイエットの方法論は必ず効果が出ます、コストは50万円ですというのはあまり方法論としてはイケてません。使える方が少ないからです。その点、緑の中を歩くか軽い運動をするだけでいいって凄くよくね!?とか思ってしまいます。

今年に入ってから休息方法の方法論を構築しており、今年は肝臓の徹底ケアと毎日のマッサージケアを構築して、これはいいなと思っていたのですが、「緑の中を歩くこと」は俄然いいです。

プロフェッショナルのコンディショニング - 休息方法 (*随時更新中) http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/08/blog-post_25.html

守るべきことは2点のみです。
1.それなりの緑の密度がある場所を選ぶ。(完全に森林!とかではなくても良い。ただじゃあ、街路樹の緑でもいいですけというとそれはNo)
2.ここはまだ議論が固まってないっぽいですが、1度にかける時間は20min程度の時間程度で良い(5minでいいとかいうのもありますけど、流石に短すぎな気がする)。ただ頻度の方が重要。要は1ヶ月に1回どこかに出かけて丸一日森林浴!とかよりも、緑の密度が高い場所でそれなりの時間を過ごすことを1日おきとかの方が効果がよいということ。

もうひとつ伝えたいTipsとして、「電車にのる時はnoise canceling headphoneをつける」というのがあります。通勤時間は、移動時間の長さばかり注目されますが、その苦痛を強化しているのが「そもそも結構なレベルでうるさい」という点です。航空機だと痛感しますけど、騒音に長時間さらされるってとても疲れることなんですね。通勤時間だと1.5h前後なので知らない間に疲労とストレス溜まっているということになってしまします。ここはtechnologyの力で解決しましょう。


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そして忘れてはいけない腸内環境のマネジメントですね。
プロフェッショナルのコンディショニング - 腸内環境を整える http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/09/blog-post_21.html?q=%E8%85%B8%E5%86%85

睡眠方法、運動方法、腸内環境、毎日のマッサージケア、完全禁酒、green exerciseの6点で、ストレスケアは暫くは効果的にいけそうです。試験的にはアシュワガンダを試し始めているんですがどうでしょうか。

それにしても、方法論を構築していていつも思うのは、お金がかかる方法論が常に優れているというわけではないですね。英語学習もダイエットも実行者の負担を高額のコストで下げるみたいなのは大抵イケてません。ただこの方法論はそもそも実行すること自体そんなに大変じゃないので、やらない手はない気がします。

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