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アレルギー性鼻炎花粉症の東洋医学生活習慣法

冷え取り・口腔ケア・ツボケアで体質改善を進めよう!

鼻腔・副鼻腔は空気中の酸素を取り入れ、不要な炭酸ガスを体外に出す呼吸の働きに加えて、重要な空気浄化作用があります。空気中の雑菌・ウイルスや有害物質を取り除くフィルター効果がそれらをほとんど除去し吸込んだ空気をちょうどよい温度に温め、適度な湿気で潤いを与え気管と肺を守ります。有害物質を匂いで感知する高機能加湿空気清浄器といえます鼻は外部の汚染物質や外敵から身を守る免疫の最前線で活躍しています。
人は起きている間は免疫細胞が働いて、細菌ウイルス汚染有害物質を捉えて体を防御しています。ところが夜寝てしまうと免疫細胞も休むため、その活動性も低下します。この夜中のスキをついて、鼻や口に潜んでいた肺炎球菌・ブドウ球菌やインフルエンザウイルス、歯周病菌などが一緒になって、体中を駆け巡り病気を引き起こします。
鼻が詰まって口呼吸をして寝ていると、ドライマウスになります。すると唾液の分泌が低下して免疫力が落ちます。脳梗塞心筋梗塞糖尿病認知症変形関節症肺炎気管支炎胃腸炎など様々な部位に感染炎症が起こりやすくなります。病気は夜つくられる、というのが最新の健康医学の考え方で、病気予防にはナイトケアが重要です。
 脳はコンピューターと同様に、長時間同じことを考え続けると発熱します。脳細胞・脳神経は熱に弱いため連続動作によりオーバーヒートして、誤作動や機能低下を起こすことがあります。すると思考力低下、集中力欠如、やる気喪失、熱性けいれん、失神、神経過敏、、神経不安、交感神経緊張等の症状が現われます。
鼻・副鼻腔には多くの静脈が集まっていて脳内の発熱を吸収して頭が常に正常に働くように冷却しています。花粉症で鼻炎になると、炎症のために頭がボーッとしてよく働きません。頭を活性化する秘訣は、東洋医学の頭寒足熱クールダウンと15分切替え法です。
 
①温かい緑茶で1日何回もうがいをすると、カテキンの働きで鼻腔副鼻腔に溜まった花粉や細菌・有害物質・鼻汁を洗い流して鼻炎を改善します。
②口腔ケア!歯周病菌用口腔洗浄剤や緑茶などで1日何回も10秒程度の歯ブラッシングをすると、口内細菌や歯周病菌肺炎球菌ウイルス等が除去されやすくなります!
③足先が冷えると血行がわるくなり鼻が詰まりやすくなります。素足を避けて、厚手のソックスや足用カイロで足元を温めて冷えを取りましょう!
④半身浴と全身浴の交互浴でよく温め鼻や全身の血行改善をしましょう!
⑤濡れマスク療法は、鼻腔や口腔内の乾燥を防いで細菌やウイルスの感染を防ぎやすくなります。


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