令和。新元号、決まりましたね。ラ行が組み込まれているあたり、なんともneoっぽい。あと1ヶ月のあいだは平成ですが、4月1日、新しいことを始めるのにうってつけの日。
ということで、今日note始めます。

動機は、私だけの私の記憶を形にしておきたいから。

こんなふうに書くととってもナルシシスティックだし無論その通りなんだけど(太字にするのもおこがましいが、これも練習練習…)。

少し遡って2017年末から2018年頭。
盤石だと信じて疑わなかった地面がめきめきと崩れてしまうような出来事が、私を取り巻く四方でほぼ同時多発的に起こった。
しばらくは腐っていた私ですが、徐々に元気を取り戻し、ここからは自分の思い描くように日々を組み立てていけるのか、と思い直すようになりました。
そこで、まずはちっちゃなことから色々試してみた。

✔️お部屋を可愛い小物でとことん飾る
✔️ミニシアターで映画を観る
✔️ライブハウスにひとりで行く
✔️パン屋さん巡りをする
✔️古風な喫茶店に行く
✔️ピアスにこだわる
✔️空港へ遠足に行く
✔️友だちと羽目を外して夜更かしする

思い返すと、自分だけを楽しませるような時間の使い方ってこれまで上手くしてこられなかったんですね(誰かのせいでは断じてなく、100%自分の問題です)。だからそれらを出来ることも、これまでと違う視覚でものを見られる感じもすごく新鮮で楽しくて、1年間そんな時を積み重ねていくうちに、ひとつひとつ忘れたくないなあって思うようになりました。

はじめのうちは、記憶の整理をTwitterやInstagramで手軽に試してみた。
けれど次第に、私の興味が、写真よりも活字にあるということ、そして何をしたかやどこへ行ったかよりも、その時どう感じたか、何を思考したか、つまるところ感情の記憶の方に強くある、ということ、残したい思いはとても140字に収まり切らないこと、に気付きました。
あわよくば、その感情の記憶を自由にスポットで遡れたらいいなあ。感情を吐露するための枠を他人から見える形で意識的に作ったら幾分か背筋の伸びた文が書けるかなあ。「この間のnoteの話だけどさ」なんて見てくれた人と話が深まったりするかなあ。そんな期待も出てきた。

上記のことを加味したところ、今思いつく限りで一番ふさわしい媒体はやはりブログっぽいものだろうと、ここへ辿り着きました(アドバイスしてくださった方ありがとう)。

敷居はちょっと高かったけれど、この際「えいっ」と踏み込んでみました。レポート以外でこんなに長くモノを書く経験ってこれまでしてこなかったから、たくさんの方の文を拝読して、書き方も勉強していきたいな。それも楽しみです。わくわく。

長くなりましたが、まずは、日々見たもの、感じたもの 、しみじみ大切だと思ったことなんかを、ぽつぽつとここに書いていけたらなあと思います。
具体的には本や映画の考察、お気に入りの喫茶店、おいしかったたべものなどなど。時として、スケールの大きい話を持ち出すこともあるかもしれません。

なにはともあれ、所有格のつかない私、大事にしていきたい。
これからどうぞよろしくお願いします。