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ヴァイオレット・エヴァーガーデンについて

とても泣けるアニメ、として有名なヴァイオレット・エヴァーガーデン

私のお気に入りのアニメ作品です。
有名なので見た方は多いと思いますが、私の感想を書いていこうと思います。

以下、ネタバレを含みます。

あらすじ

主人公のヴァイオレットは戦闘能力が高く、『兵器』として戦争で戦い、その最中に両腕を失い、義手になってしまった。
戦争の最後に離れ離れになってしまった、自分を庇護してくれていたギルベルトという青年が、最後にヴァイオレットに言った『愛している』という言葉について、ヴァイオレットはその言葉を知るために、手紙の代筆の仕事をする事になる。
手紙の代筆業を、本作では『自動手記人形サービス(ドール)』と呼ぶ。
人間としての感情が欠落している彼女が、代筆業務をこなしていくうちに、色んな感情が芽生えていく様子が描かれている。

感想

見ようとしたきっかけは、Amazonプライム・ビデオのおすすめに出てきたからで、第一話を見た時はやや抵抗感がありました。
ライトノベル感?みたいな雰囲気が苦手でした。
主人公のヴァイオレットが『少佐(ギルベルト)』『任務』という言葉を物語の序盤はよく使います。(元軍人なので)

身元引受人になってくれたエヴァーガーデン家の方に失礼な事を言ってしまい、一緒に暮らすことが困難になり、ホッジンズ(元上官)の計らいで、郵便局で働く事になりました。

そこでも言葉遣いや行動などで客を怒らせてしまってました。

ただ、『人の心は複雑で、理解しにくい』というヴァイオレットの言葉は、確かに…と納得しました。

代筆業の育成講座では、タイピングスキルなどは問題ないのですが、人の感情を汲み取る部分が欠如している為、不合格になります。

その後、一緒に講座に通っていた女性の家庭事情を目の当たりにして、その女性の為に手紙を代筆しようと自分から言いました。

それを見ていた育成講座の講師が、ヴァイオレットを合格としました。

その後は、物語の毎話の各エピソードに胸を打たれました。
特に10話は涙なしに見られないです…。

裏表のない純粋なヴァイオレットの言葉や行動が、依頼人の心を動かします。

ヴァイオレットも、依頼を受けていくうちに、感情が現れてきます。

ヴァイオレットはアニメのなかで『愛』を知る事ができたのか?
というと、それはまだはっきりとはわからないままアニメの物語は終わったと思います。

ヴァイオレットエヴァーガーデン外伝
ヴァイオレットエヴァーガーデンスペシャル

もとても素敵な作品です!
スペシャルでは、『世の女性が共感できて、世の男性の胸を打つ』手紙を書くという、かなりハードルが高い代筆を頼まれます。

とても素敵なストーリーなのですが、1つ残念な部分があります。

それは、劇場版ヴァイオレットガーデンのストーリーと結末です。

ヴァイオレットが最終的に幸せになったなら、それでよし、としたいところですが、私としては、その部分の描写は必要なかったと思ってます。

人によって感想は様々だと思いますが、大好きな作品である事に変わりはありません。

気になる方は是非見てみて下さい!

画像生成AIで作ったヴァイオレット

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