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【気まぐれエッセイ】人間だもの 〜中学生日記〜

悪い奴が嫌いだなんて
人間そんなに出来てない。

わたしにとっての
善人、悪人なんて
もっと自己中な理由で決まってく。



「あぁ、やっぱりそうだよ」ねと、中学生の頃の自分の意見に頷いた。昔から私は、根本的には変わっていない。

ほとんどの人が、きっと無意識のうちに私のようなジャッジをしているのではないだろうか。

私はそれが、良いとも悪いとも思わないけれど、人間らしいとは思う。もっと達観できたら、違う世界が見えて、また違った幸福が味わえるのかもしれないが、せっかく人間としてを味わっているのだから、この世にいる間はそれでいいと思うんだ。


『その人がどういう人なのか?』ではなくて、
『その人が自分にとってどういう人なのか?』という視点でしか、人は人を基本的には(ある特定の場所を除いては)見ていない。

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※公平な判断を下さなければならないときだけは、決してこの持論を乱用することのないように、心にとめておこうと思うけれど。



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