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【映画メモ】実写版 アラジン

■公開:2019年/アメリカ、日本
■監督:ガイ・リッチー
■脚本:ジョン・オーガスト、ガイ・リッチー
■キャスト:メナ・マスード、ナオミ・スコット、ウィル・スミス、マーワン・ケンザリ、ナヴィド・ネガーバン、ナシム・ペドラドなど

※ネタバレほぼなし。


実写化の意味が感じられる、素晴らしく美しい作品だった。観終えてからも、しばらく魔法がとけなかった。

文句無しの夢の世界。


Mr.ウィル・スミスのジーニーも、やっぱり最高だった。


それにしても、最近のディズニー映画は本当、フェミニズムだね。今回のアラジンも例に漏れず。私もかなりそっちよりだから、気持ち悪いところのない結末だった。

ただ私は、女性だからって尊重されなかったり損だと感じたりした経験があまりないから、女性だというだけで意見を聞き入れてもらえなかったジャスミンの気持ちに、そこまで入れ込むことはなかったなぁ。「それは悔しいよね」と一歩引いたところでは思ったけれど。

ジャスミンの苦悩は私の親世代が乗り越えてきたことで、私にとっては、ジャファーの男尊女卑な考えがちゃんちゃら可笑しいだけだから「あ〜、こんなこと言う人たまにいるよね〜」という感じ。自分が恵まれた時代に生きてるんだってことを、改めて実感した。




こんな美しい映画の感想が、こんな理屈っぽいってヤバい?(笑)もちろんそんなことばっかり思って観ていたわけじゃないよ。


ディズニーが好きな方には絶対おすすめだし、アニメのアラジンが大好きな人の期待も決して裏切らない。なんせ私がそうだから。映画館の大きなスクリーンで観られて本当に良かった。

ディズニー、特にアラジンが好きなら、ぜひ一度は映画館で観てほしいな。

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