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【気まぐれエッセイ】20歳を大人だと思っていた、あの頃の私へ

「もっと大人だと思ってたのに」と思いながら20歳を迎えた。

そしてまた同じような気持ちで、30代になった。



時は驚くほど早く、私はとてつもなく不安になる。早くしないと人生終わっちゃうよ。そうやっていつも私は焦ってきた。たぶん15歳くらいから、ずっと焦ってる。



いくつになっても、3歳の私が、9歳の私が、14歳の私が、15歳、16歳、17歳、18歳……の私が、心に棲みついたまま

「ねぇ、まだ?私たちの夢叶えてくれるんでしょ?」とせっついてくるんだ。



待っててね。

あと少しだけ待って。

絶対、がっかりさせないから。






幸せな時間で人生を埋め尽くしたい私にとって書くことは、不幸を無駄にしない手段の1つ。サポートしていただいたお金は、人に聞かせるほどでもない平凡で幸せなひと時を色付けするために使わせていただきます。そしてあなたのそんなひと時の一部に私の文章を使ってもらえたら、とっても嬉しいです。