【気まぐれエッセイ】最後のピース

たくさん憧れた。
たくさん夢をみた。
いっぱい、いっぱい、頑張ってきた。


がむしゃらに、いつも痛々しいくらい必死に。
追い付けば遠のく
理想の自分像だけを
ひたすら追いかけて……
そうして結局、私が心からやりたかったことは


自分の価値付けを 人に委ねる日々からの脱却。


欲しかった「逞しさ」はきっと
「厚かましさ」と限りなく似ていて
本当は既に持っているのに、認めずにいたのは私のほう。


誰に何と言われても
それが社会の評価なんだと
冷静に理解した上で
それでも私だけは
私をいいと言ってあげられる。
そんな傲慢で太々しく厚かましい
そして強く逞しい自信

私はずっと欲しかった。


それなのにいつも
他者評価に振り回されてきたのは
イタイ勘違い女になることを、避けたかったから。


もういい加減、覚悟を決めよう。
厚かましく生きる覚悟を。


それが出来れば
バラバラに思えた今までの努力は
1枚の絵のピースだったのだ

気付ける日はそう遠くないだろう。


幸せな時間で人生を埋め尽くしたい私にとって書くことは、不幸を無駄にしない手段の1つ。サポートしていただいたお金は、人に聞かせるほどでもない平凡で幸せなひと時を色付けするために使わせていただきます。そしてあなたのそんなひと時の一部に私の文章を使ってもらえたら、とっても嬉しいです。