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続けるということ。"私が歌とピアノを続ける理由。"

トワノアです。

続けることが苦手な私でも、なんとか今日まで続いていることがあります。
それが、「歌うこと」であり「ピアノを弾くこと」。

飽きっぽい私が、なんでかなーって、いつも考えるのです。
もちろん、飽きっぽい(すぐ満足してしまう、と言い換えましょうw)性格を自分でも承知しているので、『先生について毎週レッスンに通う』ということを自分に課したせいというのもあります。

それでも『毎週それを続けていく』ということへのモチベーションがなければ、続いていないと思うのです。私、すぐ満足してしまうので(笑)。

だから、なんでかなーって。

もちろん、『やってて楽しいから、また次もやりたくなる』の循環で続いているんだと思うけれど、どうもそれだけではなさそうなのです。

今の先生について丸6年が経つのですが、こんなに長く同じ先生について勉強するというのは、実は初めてかもしれません。丸6年が経った今でも、まだまだ先生から学びたいことがたくさんあります。

こんなふうに感じることも、私にしてはだいぶ珍しいこと(すぐ満足してしまうので笑)。単に私の成長が遅い、、ということなのかもしれませんが(汗)。。


・・・結局、ピアノも歌も、一筋縄じゃあいかないところが、私にとってはある意味魅力的なのかもしれません。


歌に関して言えば、長期的にみれば、やればやっただけ上達はするのだけれど、短期的にみると、先週できたはずのことが今週は何となくできない(汗)。。ということが往々にして起こります。

それは、練習の有無にかかわらず、です。(まあ、私の熟練度が足りず、練習の仕方がダメだったり、、というオチではあるのですが、、)


とにかく、なんだか一筋縄じゃあいかない感じがします(笑)。


ピアノはまた歌とは違って、なかなか上達しない(苦笑)。なんというか、毎回手ごたえはあるけれど、なかなか思い通りにいかない感じ?
いきなり100キロのバーベルはあげられません、みたいな。

でも諦めずに正しい方法で練習していけば、気がつけば、以前は全然弾けなかった曲が弾けるようになるのです。動かなかった指が動くようになるのです(笑)。ピアノの場合は、小さな階段を一歩ずつ一歩ずつ上っていく感じがします。歌のように、不連続感、乱高下感はあんまりないかな。

・・・と少し話がそれましたが(笑)、、

『楽しい』だけじゃない、私を突き動かすモチベーション。
それってやはり、「一筋縄じゃいかない」というところと、実は「もうひとつ」あるんじゃないかと思うんです。


・・・それが何かというと、
私の目の前に次々と現れる『新しい扉』なんだと思うのです。
今まで見たこともない『新しい扉』を先生が見せてくれる。レッスンを続けていると、なんかそんな気持ちになるのです。今まで見たこともない、知らなかった世界へと、先生が私を連れて行ってくれている気がするのです。

歌に関しても、ピアノに関しても。
この扉の先に、いったいどんな世界が広がっていて、私はどんな体験ができのか。それを想像しただけでワクワクするのです。不思議ですよね(笑)。

だから、その扉の先の世界を体験するために、まだまだ追いつけない自分をもっとがんばれと励ますことができるのかもしれません。

「知った気」になっていた私の知る世界は、本当に狭いもので。
過去6年の間にも何枚かの『扉』を開けてきて、今ここに立っているわけですが、今と過去の世界では、雲泥の差、月とスッポン、まるで違う世界を体験しているわけなのです。自分でもびっくりするくらいに。

歌って、こんなにも自由になるんだ。こんなにも気持ちの良いものなんだ。
ピアノって、こんなにも豊かで美しい音色だったんだ。楽譜の読み方から音楽の楽しみ方まで、こんなに奥の深い豊かな世界があるとは、知りませんでした。

この先どのくらいの扉が開くのかもまだまだわかりませんが。想像するだけでもなんだかやる気になります(笑)。

ここへ来るまでには、楽しいだけではない、悔しくて涙した日もあったけれど、それも今では良い思い出。

「歌」と「ピアノ」に対する探究心が尽きないように導いてくれている先生には本当に感謝です。


続けるとか続けないとかの次元ではなく、今、淡々と続いている。
言ってみればそんな感じかもしれません。

続ける、って、そういうことなのかもしれませんね。
がんばって続けなければ!と思っているうちは続かない(笑)。
気がついたら続いている・・・。

まあ、どこの世界までいけるかわかりませんが、何が待っていてくれるのか楽しみにがんばろうと思います(笑)。

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