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頭痛薬からの脱出!私はうつ病じゃない!

ゆきちゃん 高校3年生の女の子

症状の内容

ゆきちゃんは、小学1年生の頃からほぼ毎日偏頭痛がありました。初めは市販の痛み止めを飲んでいましたが、だんだん効かなくなり悩んでいました。お母さんも、毎日薬を飲ませることに抵抗があり、病院にも行きましたが、更に強い薬を出されてしまうだけで困っていました。

そんなつらい頭痛をだましながらも、家族の支えもあり、高校に進学しました。高校へは電車通学でしたが、電車に乗ると気持ちが悪くなったり、人混みがとてもつらくなったりするようになりました。

病院は何件も回りましたが、そのたびに薬が強くなってしまい、このままじゃまずいな〜と思っていました。あるお医者さんに「心の問題かも!?」と言われ、心療内科を紹介されたこともありました。「うつ病ではない」と思っているのに薬がまた増えてしまい、出口が見えない不安な日々を送っていました。

ご両親もご本人も、どこの病院に行っても納得する説明がないので不安だったそうです。どうして頭痛になるのか?そして、本当にゆきちゃんの頭痛は治るのか?と悩まれていました。

そんな時、お母さんが前著「頭痛がない!」の本を見つけ、是非「日だまりショット」を受けさせたいと思われたそうです。当時は近くに整体院がなく諦めていらっしゃいましたが、ある時、長野県松本市に開業した「日だまりショット」店が新聞に掲載されているのを見つけられ、予約をされました。

日だまりショットを受けて・・・

初来院は2022年4月23日でした。ゆきちゃんは高校3年生に進級したばかりで、お母さんと一緒にこられました。

身体を横から診察すると、頭の位置が前に傾いていました。ゆきちゃんは小柄な女の子で、首もすらっと細く長いのですが、ベットに横になってもらい首に手を当てると、ずっしりと重くカチカチになっていました。

頸椎2番のコリと、後頭部がとにかく硬い状態でした。瞬時に、後頭部の詰まりを取っていくと「この頭痛は治る!」と思いました。

施術後、頭痛の原因を説明しました。 「私の娘も小2から頭痛があり、東京の有名な頭痛外来の先生のところに通っていた」を伝えました。娘もゆきちゃんと同じように強い薬を飲んでいましたが、やはり薬の量が増えていくばかりで根本的には治らず、次第に飲み過ぎて薬のアレルギーが出るようになってしまいました。

私の娘も、現在は私の日だまりショットで頭痛がなくなって姿勢も良くなり、頭痛の不安がなくなって明るくなりました。 ゆきちゃんも私の娘ととてもよく似た状態でしたので、少しでも治る希望を持って欲しくて、我が娘のように一生懸命に寄り添いました。

治療を4回終えた頃、ゆきちゃんの頭痛はずいぶんと減って、治療効果を感じていました。それまで通学時にはお母さんが車で送っていたそうですが、初診から10日後には乗れなくなってしまっていた電車に乗れるようになったそうで、私にも「乗れました!」と嬉しそうに報告してくれました。

夜の眠りが浅かったため睡眠薬も飲まれていましたが、日だまり枕も使っていただくと次第にぐっすり眠れるようになりました。睡眠薬は不要になったそうです。

ゆきちゃんは18歳になって車の免許も取りました。一人暮らしをしながら大学に行くことを決意し、受験も見事合格!コロナ禍のリモート授業で完全な一人暮らしは来年からですが、一人で京都に行ったり、対面授業の期間は2週間の一人暮らしをして、大学生活を楽しめているそうです。頭痛がなくなって、明るく前向きな性格になりました。

お母さんからは、「こんなに人生が変わって神様に会ったみたい」ともったいないほどのお礼の言葉をいただきました。患者さんの悩みが多いほど責任は大きいですが、この嬉しい瞬間のために力が湧いてきます。


宮澤法子先生談 頭痛専門整体院ののさま(長野県松本市)