大変なんだと

さて…ここは…キャッシュ・オン・デリバリーのコーヒーショップ。僕はカウンターから一部、厨房を見渡せる席に座っています。

僕の前の女性が注文したシフォンケーキ。カウンターの女性はトンクが上手く使えなくてケーキのクリームをグチャグチャにしていましたが、でも、彼女が気にしていたのは、脂っぽくなってしまった自分の指の方。注文主からは見えないところで起こった出来事だったからか、何も起こらず、店内はいたってフツウの空気でした。

カウンターの女性にプロ意識はありません。店側も、そんなことを彼女に求めてはいないし、教育する気もありません。

なんとなく「バイトだから(仕方がない)」で通るようになっちゃったのは僕らが若い頃くらいでしょうか。でも、あの頃は一生バイトで食っていくなんてことが考えられない時代でしたから、「バイトだから」は「学生だから」と、ほぼ同義語だったんだと思います。

あの「気分」だけ、残っちゃったんですね。

「バイトだから」を長く続けちゃうと、結局、時間の切り売りしかできなくなっちゃって、買い叩かれて終わり。でも、それじゃぁダメだよって、教えてくれる親もいないし、学校もないのがスタンダードです。

でも、AIがはびこり、労働市場がさらに国際化していくこれから、かあれ、彼女たちは、やっぱり大変なんだと思います。

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towniewalker

たいてい一人で散歩しています。家に帰れば奥さんと「二人ぼっち」。でも、この「ぼっち」が気に入っています。「街」が好き「街」が仕事でもあります。2010年、脳出血で右麻痺残、散歩はリハビリの日課でもあります。大学は芸術学、大学院は公共政策学(修士)。61年、東京生まれヨコハマ育ち。
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