仕事がデキない部下になぜ怒れてくるのか?

こんにちは、組織で仕事をすると仕事の質やスピードに差が出るのは当然のことです。そして中にはいわゆる「仕事が全くできない」という部下もいて、「指導をする」というレベルに達していないと感じる部下も中にはいます。

頼んだ仕事ができていない、仕事の進め方がめちゃくちゃで問題が発生している、など数えればキリがないでしょう。そういうときって上司の立場ではものすごく怒れてきませんか?

デキない部下に「期待」をするから怒れる

仕事がデキない部下に対して怒れてくる理由はただ1つ。それは仕事の成果に対してあなたが期待をしているからです。

「ちゃんとやって欲しい」「教えてからできるはず」という期待が込められているからこそ、できなかったときの落胆が怒りに変わるのです。

仕事を頼んだのに、全くできていない場合「なんでできないんだ?」「ちゃんと言っておいたのになぜできないんだ?」と感じることがあるでしょう。それがまさしく期待の表れなんです。

期待するのをやめれば怒りは沸かないしフォローもできる

こうしてほしい、あーしてほしい、という期待を一切持たないようにするのもアンガーマネジメントの1つ。

まったく期待をしなければ、進捗はどうか、教えた通りやマニュアル通りに進めているのかなど気に掛けるようになりますし、仮に失敗をしても怒りは沸きあがってきにくくなります。

部下からしたら「期待されていない」という事実は非常に残念かもしれませんが、期待して仕事を任せているのに、できない/やらないことにイライラするのはお互いにとって良いことではありません。

部下にかける期待を持たないように望んでみてはいかがでしょう。

デキない部下を怒るからさらにできなくなる負の連鎖

とにかく人は怒られたのをきっかけに「がんばろう」と思える人って少ないのです。怒られたのをきっかけに考えることは「怒られないようにしよう」だからなんです。

怒られて仕事をしているうちは「怒られないようにする」のが大前提で、仕事をがんばっているわけではないんですね。逆に仕事を頑張らせるにはどうするのかと言えば、その部下の承認欲求を刺激してやることです。

人間は褒められるとがんばります。

「また褒められたい」「できるところを見て欲しい」「仕事ぶりを認めて欲しい」これが承認欲求。

怒られてばかりでは、怒られないようにする行動をとるばかりで、さらにデキない部下を育てるだけになってしまいます。だからこそ小さなことでもできたことを認めてやるようにしましょう。

厳しい指導は必要か?

できなければ厳しく叱る、怒るといった指導は必要なのでしょうか。

応えはNOです。できなければ厳しく叱るのではなく、注意。そして注意をしたら具体的に何をすればいいのか具体策を示しましょう。

仕事がデキない部下にも進捗を見守り、期待をせず、常にフラットな視点で接してみてください。すると怒りも沸いてこず、部下の育成にも一役買うことになります。

とかくデキない部下にも怒らないためには「期待すること」をやめてしまいましょう。そして1つずつ褒めて伸ばしてあげましょう。

これだけで職場環境や業務効率が大幅に改善できますよ。

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とや@人財育成コンサルタント

仕事は上司と部下が存在します。その上司が機能していないと部下が生きません。「上司」としての立場にあるあなたは、本当に正しい上司たる姿で仕事をしていますか?

「デキる先輩・上司」になるにはこれをしろ!

デキない先輩/上司に囲まれて地獄を見た新人時代。そして今は中間管理職として当時を教訓にして職場環境の改善と育成に奔走している。上と下、それぞれから見た景色から、仕事とはどうあるべきか、仕事はどうすすめるべきか、を綴るマガジン。
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