デキない部下を叱るとき最低の叱り方

会社に一人や二人、仕事がデキない部下はいると思う。それは気が使えないとか、空気が読めないとか、そもそも色々と理解していないとか。

とにかくいろんなタイプの「デキない部下」がいる中で叱り方1つとっても、上司の資質が問われます。

もし、あなたがこのように部下を叱っていたならば、早急に改善してください。それができなければ上司で有り続けることが会社にとって損害になってしまいます。

叱られた部下が何をすればいいのかわからない

デキない部下と言えども人間で、叱られたことくらいは確実に理解しているはずです。しかし問題はその後。

何か仕事で叱られた部下がいたとして、その部下が叱られた後に結局何を直せばいいのか、自分はどう行動すればいいのか、が分からないような叱り方が「最低な叱り方」です。

そう言われてもなかなか気づけないものですが、実例を見てみましょうか。

最低な叱り方は「具体的ではない」ことが問題なのだ

「なにやってんだ、ばかやろう!」

「ちゃんとしろ!」

「またお前か!」

さて、こんな言葉を聞いたことがありませんか? このワードを聞いた部下が、仕事のミスを取り戻せると思いますか?

答えは「NO」ですよね。だってどうすればいいのか、を具体的に指し示していないのですから。

取引先との間に損害が出ているのならば、まずはそのフォローをして対処法を指示して、その上で必要ならば上司である自分自信が処理に赴く。内部での仕事の怠慢ならば、やらねばならない理由を教えて重要性、必要性を理解させる、その上で期限を守り提出や報告をさせる。といったところが具体的な叱り方になるでしょう。

具体的でない叱責はただ感情に任せて怒っているだけです。

部下を叱った後、なぜ叱ったのか分析しているか?

仕事にミスがでた部下を叱った貴方。例えばそのミスを叱った後に、なぜ叱ることになったのかを分析していますか?

決められた期限を守らなかった、マルチタスクを課せられるとテンパってしまい仕事が全く進んでいなかった、家庭の事情で仕事に集中できない、など様々な理由がそこには存在するはずです。

仕事を進める意思はあっても、能力の問題でできないのならば、その能力を補って伸ばしてやるか、もしくは仕事の負担を減らす選択があります。

また家庭の事情や、自らの病気などが原因ならば、家庭の事情とうまくマッチする部署に転属させるとか、仕事の負担を減らして心的なストレスを軽減してやる選択ができますね。

性格でマルチタスクがいっぺんに降り掛かってくると、完全に思考が停止して全てをグチャグチャにしてしまうクラッシャータイプの部下もいます。それは個人の特性なので、修正は諦めて仕事のプレッシャーの低いところへの異動を考えてもいいでしょう。

「アイツは本当にダメなやつだ・・・」

と悩んでいる暇があったら、自分が叱る原因となった物事を洗い出して、それを分析してみることから始めてください。

つまるところ上司であるあなたは感情的になってはいけない

叱り方を見ても、ついカッとなって怒るだけの人や、デキない部下というレッテルを貼ってそれに悩んでいるだけの人は、行動が自らの感情に支配されてしまっています。

悩むだけなら誰だってできます。

叱るときにも「なぜ叱るのか」を自分で理解し、「なぜ叱られているのか」を部下に理解させ、「今後どうすべきか」を指し示し、「どうして叱らねばならなかったのか」を分析する。上司になればこれだけのプロセスを踏まなくてはいけません。

感情的に仕事のミスを怒っているだけでは、部下のためにもなりませんし会社の業績にとってもマイナスのままです。

一歩引いたところから全体を見渡し、常に冷静に判断をして指示を出す。自らの感情で動いているようでは、いつまでたっても本当の上司にはなれないままでしょう。

まずはあなたの部下へ対する叱り方を客観的に見て評価してみてください。そしてこれができていなければ、その部分を改善していかねばなりません。育てるのは部下だけでなく、上司である自分自身も成長していかないといけませんからね。

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とや@人財育成コンサルタント

仕事は上司と部下が存在します。その上司が機能していないと部下が生きません。「上司」としての立場にあるあなたは、本当に正しい上司たる姿で仕事をしていますか?

「デキる先輩・上司」になるにはこれをしろ!

デキない先輩/上司に囲まれて地獄を見た新人時代。そして今は中間管理職として当時を教訓にして職場環境の改善と育成に奔走している。上と下、それぞれから見た景色から、仕事とはどうあるべきか、仕事はどうすすめるべきか、を綴るマガジン。
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