パワハラ気質の上司には部下を付けてはいけない

ハラスメント問題はどの職場でも頭の痛い問題であると思います。そのため教育においてハラスメントに関して、かなり気を遣って撲滅を目指しているところも多いでしょう。

教育してなんとかなる人は問題ありません。しかし問題なのは元々パワハラ気質を持っている人。こういった人はどれだけ教育しても難しいケースが多いのです。

日頃はパワハラが表に出ていない場合もある

教育のおかげか、パワハラが表に出てきていない人も増えてきました。しかしそれは平穏な時だけの話。

状況が大きく変わるようなケースや、自分にプレッシャーがのしかかるような場面では、人間余裕がなくなってくるものです。

そうすると顔を出すのが元々の人格です。逃げ腰だったり姿を消したり、部下に責任を押し付けたり。色々残念な上司の姿を見てきた方も多いのではないでしょうか。

元々の人格がパワハラ気質の人は、そこで部下に対して激昂したり、自分に有利になるように無理難題を押し付けたり、他部署へ責任を押し付けたりしはじめます。

普段は隠れていても「いざ」というときには本来の人格が顔を出すんです。

パワハラ被害に最も遭いやすいのは直属の部下

もしこうしたパワハラ上司がいたとして、最も被害に遭いやすいのは直属の部下なんです。「普段は良い人なのに、肝心な場面で・・・」なんていう人はその最もたる例ですね。

どれだけ教育が浸透していても、元々持っている性格や人格はなかなか矯正できるものではありません。

しかも責任が降りかかってきたり、重大な判断を下さなければならないときに、そんなパワハラ気質が出てきてしまっては仕事にも大きな影響を与えかねませんよね。

その被害者が部下なんです。

被害者を作らないためには部下がいない部署への配置替えも視野に

こうした人は、何かコトが起きたときに本性を現します。そのため部下からの評判や、傍から見ていても分かるものです。非情な判断かもしれませんが、部下のいない部署や、プレッシャーのかからない部署への配置転換も視野に入れておくべきです。

人の本質はなかなか矯正できるものではありません。頭ではこうした方がいい、研修ではこうした方がいいと習ってきた。と分かっていても、対応ができないのです。

この対応は人財育成する、という観点よりは、部下という人財を守るための措置です。本来はそのようなパワハラ気質のある上司を育成できるのが一番なのですが、矯正できる前に部下が参ってしまいます。

「人財育成」は部下だけでなく、その上司など、いわゆる上層部の社員にも当てはまってきます。人財を育成するときに、どの人財を育成するのか、またその人財を育成するのに障害は何か?を常に考えておくようにしましょう。

会社の人財に害をなす上司は、ひとまず離しておく、部下を付けない、という判断も必要です。


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とや@人財育成コンサルタント

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