「いいね」が欲しいとオリジナリティにこだわりすぎるな

新しい仕事や新しいプロジェクトなどを成功させると周囲から高い評価を得られる。これは前例がないために1から作り上げるのは大変なことを、周りのみんなは知っているからだ。

だからこそオリジナリティにこだわり、オンリーワンの仕事がしたいと願っている社員は多いはず。しかし周囲からの「いいね」が欲しいばかりに、オリジナリティにこだわりすぎるのも少し問題がある。

「真似」は悪いことじゃない

過去の慣例、前例の踏襲、これらをなぜか毛嫌いする人たちもいる。結局のところ良いところは真似すればいいのだが、理由も分からず真似を嫌う人が一定数存在する。

しかし真似をするということは、これまでの前例があってそれが上手くいっているという証拠なのだ。仮にそれまでの過程に問題があってもなお、そのまま継続している場合は問題なのだが、健全な会社ならばそうした問題を1つずつ潰して業務を回しているはずだ。

「真似」から入って少しずつ自分流にアレンジされてくる

例えば自分が任された仕事があれば、まずは前例や前任者の真似をしてみる。そこで「もっと効率化できそうだ」「ここは無駄だな」と感じる部分がいくつか出てくるはずだ。

最初は完全に真似だったとしても、少しずつ自分流にアレンジされて仕事を回せるようになってくる。

こうして仕事の内容そのものがスマートにブラッシュアップしてくると最大効率に少しずつ近づいてくるのだ。当然ながら必要なモノまで削ってしまってはいけないが、今回はその部分に焦点を当ててないので割愛する。

完全オリジナルは真新しいがデメリットも隠れている可能性が高く、スピード感に欠ける

仕事を引き継いで、問題を感じたとしよう。

そこで全く新しい方法を導入して進めていくのは非常にエネルギーが必要で、スタートさせるのも大変な思いをする場合がある。効率を一気に改善できる可能性を秘めているし、さらに真新しさもあるだろう。

しかし新しく作ったシステムには穴がまだ見つかっていない、事前にあぶりだせないことも多く、後々になって見つかることもある。

さらには新システム構築には時間がかかるもので、他の人も巻き込まねばならない場合は、取り扱いや進め方などを周知、教育をしていかねばならずスピード感に欠ける。悪いことではないが、時と場合を選ぶのだ。

仕事の評価で「いいね」はOK 「いいね」が欲しいからと仕事をすべきではない

何事も新しいことにチャレンジする。

あっぱれな精神だが、周りからの「いいね」が欲しいがために仕事に取り組むべきではない。新しいことを始められる人はバイタリティにあふれていながらも、同時に「いいね」に飢えている人もいる。

「いいね」が欲しいからといってオリジナリティにこだわりすぎてはいけない。時には真似することもいとわず、柔軟に対応できる人こそが会社内の仕事で評価される人材なのだ。

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とや@人財育成コンサルタント

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