アクションを起こせばリアクションがある


仕事をしていく上で、何か行動を起こしたとしましょう。行動を起こすとその後は何かしらの答えが返ってきます。

それが良いことであれ悪いことであれ。

これは部下の育成にも通じています。部下を育成しよう、と何かプランを立ち上げたり、実際に計画が始動したりすると、部下からや周囲から、また上司、同僚などから何かしら「答え」が返ってきます。

行動を起こすアクション、答えが返ってくるリアクション

普段無意識のうちに行っていますが、アクションを起こせばリアクションが必ず返ってきます。

あなたが「部下育成のマニュアルを見直そう」と提案したとします。そこで「よし、やろう」もリアクションですし、「いや、まだ内容を精査すべきだ」もリアクションですよね。

自分が仕事を進めていこう、として起こした行動には、周囲から何か返答が返ってきているはずです。

部下の場合は仕事の指示や修正など上司からのリアクションがわかりやすい。しかし上司の立場になるとリアクションは必ずわかりやすいものばかりではなくなります。

リアクションは良いことばかりではない

このリアクションですが、必ずしも良いことばかりではありません。例えば正論をぶつけたとしても、今までの慣例や周囲からの妬みなどによって提案などのアクションを邪魔しようとするリアクションが現れてきます。

表向きGOサインを出しているにも関わらず、協力的ではないな。と感じた経験をお持ちの方も多いことでしょう。

ときには自分の直属の部下に、他部署の反対勢力が圧力をかけているようなケースも実際にありました。これでは上司の立場で仕事を進めるとき、足の引っ張り愛以外の何者でもありません。

ハッピーエンドとバッドエンド、両方のリアクションを想定する

実際にこのようなことが起こってから対策を考える、根回しをするなどをしていては仕事がいつまでたっても進みません。

そこで大切なのがアクションの段階です。アクションとして行動を起こすだけでなくリアクションに対する準備も一緒にしておきましょう。

例えばアクションを起こそうとしたとき、良く思わない人が何をしてくるのか、そしてその人を巻き込んでこちらの味方につけるには何をしたほうが良いのか。また事前に関係する部署の根回しや連携は十分なのか、を十分に練り上げます。

また逆に自分に追い風が吹いているようなリアクションが起こったケースでは、周囲の期待よりもスケールが小さくなってしまわないか。アクションに対する過大評価があったとき、ボリュームや内容を調整する準備はできているのか。

このように良いこと(ハッピーエンド)、悪いこと(バッドエンド)の両方のストーリーに対して自分なりの答えを用意しておかなくては仕事を上手く回せません。

「上司」たる手腕の見せ所なのです。

部下への指示はアクション、部下の行動がリアクションと心得よ

上司となると部下への指示を出したり、仕事の方向性を決定したり、はたまた仕事のボリュームを調整したりと、会社の頭脳として機能する場面を期待されるようになります。

上司であるあなたは部下へ指示を出します。これはアクション。そしてこれに対する答え(リアクション)が部下の行動なのです。

アクションをどう仕掛けるか。これによってリアクションは良くも悪くも変わります。

このアクションの仕掛け方についてはまた後日お話ししましょう。

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とや@人財育成コンサルタント

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