他人を変えようとするのは難しい

仕事の上司、部下とは言え全くの他人です。仕事をしていく上で「こうなって欲しい」「もっと成長してほしい」と願うのは当たり前かもしれません。

しかしそう思うからこそ、厳しくなり、期待が大きくなり、部下に余分なプレッシャーを与える可能性があることも忘れてはなりません。

結局は「他人」人間性を変えるのは何よりも難しい

他人を変えようと思う場面は多いと思います。しかし実際にそれで人が大きく変わったと感じる瞬間はどれだけあるでしょうか。

これまで育ってきた人間性や考え方、他人が他人を変えようとするのは非常に難しいのです。「職場は家族だ、ファミリーだ!」という昔ながらの気質を持つ経営者を見てきましたが、仕事という関係で成り立っている関係は結局どこまでいっても他人なんです。

部下の仕事に対する姿勢を変えたいならば自分が変わる方が早い

部下がもっと積極的になって欲しい、取り組む姿勢を見せて欲しいと思ったとき、部下を変えるのではなく、自分が変わった方がずっと早く、そして建設的です。

部下を育てるときに、精神論や根性論でがんばるように促すよりも、がんばってもらえるように環境を整えてたり、成果に見合った報酬を用意したりする方が効果的。

そのような仕事の環境を整えてあげるのは、上司の仕事なのです。部下ががんばれるように、上司が体勢や考え方を変えていけばいいんです。

人を変えようとしすぎれば部下は自然と離れていく

自分の信念が正しい!と信じている人ほど、人を変えようとゴリ押しする傾向があります。

やる気をもっと出してやろうと、必死に鼓舞して、もっと高みを目指せるようにしてやりたい、とどれだけ願ったところで人は変われません。

しかし人を変えようとすればするほど、部下はあなたから離れていくでしょう。自分がやりたくないこと、やれないことを無理に押し付けてしまっているから「煙たがられている」のです。

結局自己満足にしかならず、それを押し付けられている部下は迷惑極まりないのです。

部下が自分からサッと離れていく 心当たりがあれば要注意

部下が自分から何かのタイミングでササッと蜘蛛の子を散らすように離れていく人は、もしかしたら自分の理想を部下に押し付けすぎてはいませんか?

「もっと上を目指してがんばろう!」という心意気はあっぱれなものですが、全員が同じテンションではないのです。まして部下であれ、人を変えることってほぼ不可能だと思ってください。

もし部下を育てていきたいと思えば、部下が育つような土壌を、部下が新しいことを取り入れられる新しい社風をいれてみてください。そのためにあなたが新しいことを受け入れ、会社のシステムをバージョンアップしていかなければなりません。

部下を変えるのではなく、自分から変えられるところを変えていくんです。まず自分が変えられる事柄を1つだけ変えてみてはいかがでしょうか。何事も一度にすべては変えられません。まず手近にある事柄を1つだけ変えてみましょう。

あとはこの小さな変化を積み重ねるだけで、部下は大きく育ってくれることでしょう。人が育つ土壌を作るには、上司の力が大切なんです。

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とや@人財育成コンサルタント

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「デキる先輩・上司」になるにはこれをしろ!

デキない先輩/上司に囲まれて地獄を見た新人時代。そして今は中間管理職として当時を教訓にして職場環境の改善と育成に奔走している。上と下、それぞれから見た景色から、仕事とはどうあるべきか、仕事はどうすすめるべきか、を綴るマガジン。
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