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拙者、大したものではござらぬが

明けましておめでとうございます。
…なんて1月も最終日ですが皆様いかがお過ごしですか。

私は心機一転頑張ろうと思いながらも、昨年同様にバタバタした日々を過ごしております。

今月は、自分の仕事で少し重い役目があり、今日やっと肩の荷が降りたところです。その仕事は、自分が新入社員の頃、この仕事をしている先輩や上司を見て「すごい仕事任されているな、きっとあの人はただ者ではないぞ」と思っていた仕事なのですが、あの時彼らは涼しい顔で堂々としていたのに自分がやってみるとすごく焦って緊張したし、ギリギリの所で無事終わってほっとしている。確かに責任のある仕事かもしれないけれど、やっている本人は大したものではないのだなあと思いました。
そして、もう良い歳なのにその仕事が終わった後で上司からいただいたワッフルに貼られていた「お疲れ様」と書いてある付箋に小躍りする。大人でも労われ褒められるのはすごく嬉しい。今度は自分が誰かに同じことをしたいと思います。

小さい頃に描いていた大人像はすごく万能で大きな存在だったけれど、実際なってみたらただ歳を取っただけだし、不甲斐ない思いばかりしている。

大人になるとは、そんなものかなと思っています。
これからも、私はただ毎日バタバタとしているのだろうと想像ができる。 

この頃、私は会社でも家でも「格好をつけないこと」「不都合や弱みは隠さない」ことを心がけています。
カッコイイ先輩の役は他の誰かがやるし、かっこいい母親は子供には負担になる。体裁を繕わなくても仕事をきちんとこなしていれば信用はされる。
身だしなみを整えて淡々と働いていれば、どうにかなる。
という考えにたどり着いてからは、だいぶ気楽になりました。
(出世したければ、別なのでしょうが)

文章も同じです。
何か大それたものを書こうと思うと、月一度の更新まで気が重くなるので、今日は思いつくまま書きました。
今年も格好つけず、気負わず書いていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

年明けから大変なことが重なった1月ですが、どうか2月も皆様健やかに穏やかに過ごせますように。