教養強化合宿・完全再現 ②立花隆『中核vs革マル』上巻(その18)
〈「その17」から続く〉
〈全体の構成は「もくじ」参照〉
※テキスト(立花隆『中核vs革マル』上巻)を入手した上で臨んでください。
話を戻して、〝6・15〟で樺美智子が亡くなり、この〝女学生の死〟という展開は世間をさらに憤激させて、国会周辺はさらに大量の群衆で埋め尽くされるようになるんですが、以後、とくに展開はありません。p.72の前半の引用中にあるように、せっかくとんでもない数の群衆が出現しても、「畜生、畜生、このエネルギーが! このエネルギーが、どうにもできない! ブントも駄目だ!」ということになるんです。
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