2023年4月23日、三洋堂新開橋店でシティリーグに出てきました。
シティは1年以上ぶりの参加、その間のジムバ参加は片手で数えられるような数だったと思います。
子供が産まれ、自分一人だけが外に出るのが気が引けていましたが、今回は時間をもらって出場してきました。
使用デッキはパルキアアローラロコンパオジアンの組み合わせ。
せっかくなら結果を残したいと自分なりに構築を練ったので、考えていたことなどをまとめます。
初めての投稿になりますのでご容赦を。

と、まぁ書き出したものの今回の結果は5戦中3勝2敗で予選落ち。
参加者51人中19位という何ともいえない結果に終わりました…( ˙▿˙　)
あと1勝できてればほぼ確でトナメ上がれたなぁ。
結果を出していない者が言うことで説得力はありませんが、備忘録として残しておきます。
環境メタ、デッキ選択、構築方法などで一助になれば幸いです。

また、負けた試合でもプレミとか事故が無ければ多分勝てたなぁと思ったので、このデッキ意外といけるんじゃないかなと。
ちょっとしたデッキアレンジと練習して、誰か是非デッキを完成させてください…

【デッキ選択の経緯】

今雪道とアロロコ刺さりすぎじゃね？
↓
相方アルセウスにして雪道アルセアロロコかなあ
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雪道とアロロコ噛み合わねえじゃん！しかも何かめっちゃアルセウス軸だと事故る、やめよ
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雪道は諦めて、アロロコ入れられる水ポケモン主体のデッキに変えよう
↓
パオジアン採用したいけセグレイブ軸はコスパ悪そうだし安定性が…
↓
パオジアンほぼ殴らなければいっか！
↓
パルキアがメインアタッカーに内定

こんな感じの流れでした。

これは自分のこだわりなのですが、他の人のデッキ構築をまるっとコピーするのは簡単ですが、その構築を自分のものにするには練習量(時間)が必要だと考えています。
以前に比べて練習できる時間が少なくなっている自分は、時間がある人たちにはミラーでは多分勝てないのでメタデッキで勝つ、というのが自分の考えです。

【デッキ構築の考え方】

・ナンジャモの対策
新弾発売後猛威を振るうと予想されていた超強いカードということで、ここの対策をメインに考えました。
思いついた対策としては、
①復帰のためのシステムポケモンの採用、サポートやポケギアの厚めの採用
②ガンガン山札を掘りまくってカードを消費、あるいはトラッシュからリソースを戻し、強い山札を作っていく
③盤面だけで相手を攻撃できるようにしておく、もしくは攻撃のエネ要求が低いデッキを使う
④相手のターンをスキップしてそもそも使わせる回数を減らす

①は最も思いつきやすいですかね。使用デッキでもビーダルラインを1-1で最低限入れました。システムポケモンは総じてHPが低く、ゲッコウガの手裏剣やヤミラミのロストマインで狙われやすいので選定や採用枚数に注意が必要です。
サポートの枚数を多くする、というのはデッキにだいぶ枠が余るようなものでないと採りづらい選択かなと思います。
②ガンガン山札を掘る、すなわち山札圧縮というやつです。強いカードを山札に残すという面では友達手帳や釣り竿などもアリだったかもしれません。山札を圧縮できれば手札が1,2枚になっても当たりカードに直接的/間接的にヒットする確率が上がります。
③場のポケモンの特性でエネルギーをつけるなどできれば最低限相手を攻撃できます。ナンジャモを打たれてもしっかり相手を攻撃していくことが大事。当然ですが攻撃するためのエネは少ない方がベター。
④ディアルガやチャーレムなど。ねじ伏せる感じですね。どちらも上手くデッキを構築できれば強いと思います。チャーレムなら今回のデッキで即起動できたな…サーナイト相手とかなら刺さったかも？

今回のデッキでは①〜③を適用したデッキになっています。
①ビーダルを申し訳程度に採用
②VIPパスやパオジアンの特性で山札圧縮しやすく、ゲッコウガで毎ターン2枚を引き、場合によってはミュウでもグッズを引っこ抜いてくる
③メインポケのパルキアは2エネで攻撃可能(メロン/キバナから1ターン起動可能)、雪道が無ければ特性でも即起動可能

何かに依存した対策というよりは、構築全体でバランスよく対策する方が対応力は高まるかなと考えています。

・ターボ構築
メタルソーサーがレギュ落ちしていなかった頃、ターボディアルガを好んで使っていました。
山札を引きまくり必要パーツを集めていったあの構築がどうにもクセになり、今回もターボパルキアに近い形にしました。
自分がデッキを上手く扱える、というのはもちろん武器になります。

【採用ポケモン】

・アローラロコン
今回の肝。技を打った次のターン、特性持ちのポケモンからダメージを受けないというポケモン。
今マジで刺さるデッキが多いと思ってます。
環境デッキだとサーナイト、パオジアン、ロストバレット、無色ルギア、ミライドン、アルセウス、ディンルーあたりですかね。
上手く押し付けられたらそれだけで相手は詰み。
1-1ラインの予定でしたが、あまりにも刺さる相手が多いと考え直し、夜中に2-2に増やしました。

と、肝とか言いつつ俺は上手く押し付けられなかった(白目)

使おうとした対面はあなぬけされたり、ガン無視されてボスで他を取られたりと、刺さらなかった場合は貧弱でした。
こういう詰ませるポケモン全般に言えますが、アロロコは単騎で戦って詰ませに行く使い方が強いので、想定はしていましたがベンチフル展開を狙うパルキアとの相性は△。
またダブルターボが欲しくなるので自然に共有できるアルセウスのが相性は○。

・パルキア
アロロコのスノーミラージュが刺さらない環境デッキはギラティナ、ミュウ、一撃ルギアだと判断し、それらのデッキにはエイチ湖+ジャマー+パルキアを押し付けるコンセプトを考えました。
VSTAR一撃で倒すことはできませんが、相手からも一撃で倒され難いように考案。
ベルトは刺さらない相手もいる環境だったので採用を見送りました。

メロン/キバナ+手貼りで起動できるのは偉い。
メロン/キバナの後にスイッチャーを使い、ベンチのポケモンVなどを積極的に倒しに行けることは大きな利点でした。

スターポータルはゲッコウガの手裏剣の為かパオジアンの攻撃の為のどちらかで切ります。

・パオジアン
パオジアンはHPが低く、殴るコスパが悪いので対戦中殴るのは1,2度。基本はシステムポケとして使います。
メロン/キバナとスターポータルで盤面にエネを貯めてから中終盤に技を打つぐらい。

殴るコスパは悪いけど、システムポケとして非常に優秀なのと、どうしても届かないHPラインの相手を倒す用で入れてます。
入れ替え札を多く採用しないといけなくなるのがデメリットですが、ミュウとも組み合わせてシナジーを出してみました。

・ミュウ
1枚差しのミュウがかなり活躍。
スタートできれば序盤はVIPパス持ってきてくれるし、終盤にスイッチャー、あなぬけ持ってきてくれて勝利が何度もありました🤘

この活躍っぷりなら枚数増やしても良さげだけど、パオジアンスタートのが強い場合もあるので2枚ぐらいまでで抑えるのが良さげ。

スタートポケモンはパオジアンかミュウが理想、
ターンエンド時は先攻ならパオジアン前(ミュウのサイド1枚献上防止)、後攻ならミュウ前(パオジアンのサイド2枚献上防止)で終わりたい。

・ビーダル、ビッパ
進化前の貧弱HPでも、相手からの手裏剣で倒れないということで採用。
ただし基本的にベンチ枠がカツカツなので、立てるタイミングは見計らった方がよい。

【採用サポート】

メロン4、キバナ1、カイ2、ボス1
・メロン4、キバナ1
サポートでは手札を増やさず、パルキアの速攻性能とエネルギーを盤面に溜めることを意識しメロン4とキバナ1。
キバナがあることでパオジアンも即起動できますし、ほぼ状況は無いでしょうがゲッコウガの手裏剣も2回打てるようになります。

・カイ2
後攻1ターン目のVIPパスへのアクセス率UP、入れ替え札やスイッチャーを持ってくるなど、使い勝手の良いサポート。
スターポータルを使って攻撃したいが…トラッシュに水エネルギーが足りねえ…！って場合もカイからハイパーボールを持ってきて解決できました。

・ボス1
スイッチャーだけでは足りないと思い1枚採用。
基本的にはサポート枠をエネ加速に割きたいので、ボス2枚は過剰かなと思ってます。

【採用スタジアム】

・エイチ湖
ギラティナがどうしてもきつく、しかも環境に一定シェアおり切りにくかったためエイチ湖採用に。

切れる方なら神殿の方が刺さるとは思います。一撃/無色のルギアデッキ、リバーサルエネ入りのサーナイトデッキ、ジェットエネ入りのロスト軸デッキなど。

なおグッズの採用が多く、探しにいくためのカードとしてポケストップ採用も考えましたが、つりざおや手帳やポケギアなど、付随してケアするためのカードが必要になってくるため不採用に。

【採用を見送ったカード】

・ロストスイーパー
パオジアンとゲッコウガの特性を多用するので、雪道がきつい。が、枠がない。( ˙▿˙　)入れ替えるならやまびこホーンあたりか。優先度高め。 

・ナンジャモ、ツツジ
手札にスイッチャーを溜めておきたいのと、サポートはメロン/キバナを使っていきたいため不採用。このデッキとは相性悪いです。

・チルタリス、チルット
隠し札と合わせてそのターンにサポートを持ってくるも良し、ナンジャモのケアでデッキトップ固定も良し。さらに逃げエネ0なのでスイッチャーとの相性も良し。ただ、ミュウと並んでいるとゲッコウガやヤミラミの格好の餌になると思い不採用に。

・ポケギア
基本的にメロン/キバナを毎ターン使っていきたいため入れたかったが、確定サーチではないため不採用に。ネオラントだけで我慢。

・スイクン、スターミー
上手く回れば後攻1ターン目から攻撃できる。そこまで辿り着くことがほとんどなかったため不採用。

【各デッキへの立ち回り】

前述の通り、特性持ちポケモンばかりで構成されているデッキにはアロロコ、それ以外にはパルキアメインに据えて戦っていきます。

【当日の結果】

1.無色ルギア 先攻×
2.ターボミュウ 後攻○
3.ロストマスカーニャ 先攻×
4.一撃ルギア 後攻○
5.ダークライ 後攻○

なぜか先攻の時にばかり負けるという。
各試合、印象的なところだけ書きます。

1戦目はアヤシシにパルキア2体を飛ばされ、アロロコに手貼りを忘れる痛恨のミス。手貼りさえしておけば、キバナから起動できたのだけども…ただ相手方の山札にボスが残っていたことは予想できるので、この試合はパルキア2体取られた時点でどちらにせよ負けだったかも。

2戦目は相手の事故とプレミに救われた感。初手はバトル場ミュウとベンチにゲノセクト1体で番が返ってきて、さらに2ターン目も手札詰まり気味。その後一気に回ってミュウが進化したものの、パルキアのツールジャマーを忘れてウッウロボでベルトを持ってきてくれたおかげで1ターン倒されず。あなぬけで3体目のゲノセクトを倒して勝利。

3戦目は事故ってパオジアンがバトル場から逃げられなくなってしまった…ここも入れ替え札引けると過信せず、パオジアンに手貼りしておくべきだった。相手の盤面に2ターンぐらいはマナフィがいなかったので、パオジアンに2エネつけて逃げる→スターポータル切ってゲッコウガ起動→ニャオハとキュワワーを倒す、ができていたら勝ててそうだった。こちらが止まっている間にマナフィもマスカーニャも順当に立てられ敗北。

4戦目、内容どうこうよりも面白かった😂先攻お相手がネオラント→バーネット博士指定→アーケオス落として、ん！？ってなって、指摘してあるあるですね〜ってなったところ、後攻の自分の番にネオラントからカイ挟まずパオジアンとVIPパスを持ってくるという…お互い何やっとるねん。何だかんだあなぬけでネオラントを倒し、スターポータル切ってパオジアンでルギアを倒し、盤面にエネがパルキアしかついていなかったものの倒されず、ボスで相手のネオラントを倒して勝利。

5戦目は時間ギリギリで激アツだった。相手がサイド2枚、こちらがサイド1枚の時に相手が悩みに悩んだ挙句、ナンジャモをした後こちらのパルキアに270与えて倒しきれず、ここで時間切れ。ボス含む大量の手札が流されるも、残りの山札は5枚ほどで引いた1枚はメロン。このターンでスイッチャーを揃えるかあなぬけで勝ち、できなければ両負け。時間切れ後の最後の自分の番、メロン使用後にハイパーボールを引き、ビーダル進化で特性で5枚引く→入れ替えを引きミュウをバトル場に出して特性使う→あなぬけを拾ってこれてパオジアンで攻撃、ギリギリで勝利。

【閲覧していたデータ、使用していたツール】

時間がなくジムバに行けない中でどのように構築したかというと、データ分析を見たりツールを使っていました。

・ポケカブックさんのTwitter @pokeca_book
通知オンにして大会の結果を流し見。気になる構築はしっかり見てます。

・おすぎさんのTwitter @osgggg
通知オンにしてデータ分析結果を流し見。シェア率の変動や勝率などの把握に。

・「消波ブロックのスキマ」さんの一人回しツール

デッキをいじってはこのツールで回してみる、を繰り返し。1デッキ用を何度か回し、あ、回りそう、と思ったら2デッキ用で回してみる。
カード直接触るよりも速くて便利。

【あとがき】

note書くのって大変だ🙄
アローラロコン、注目のポケモンだし読んでもらえたらいいなと思ってます。
自分は結果出してないのであんまり注目されないかもしれませんが、読んだ方に良い成績を残してもらえたら幸いです。

稚拙な文を最後までお読みいただきありがとうございました！