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【スズキの正規販売店でトラブル】正規だから大丈夫ということはないことがわかる

スズキの正規販売店でトラブルが発生していた。一括現金払いしていたにも関わらず、納車されないというもの。

なぜこんな事態が起きているのかというと、大阪・泉佐野市にあるスズキの正規販売店が購入者に告げず破産していたため。
メーカーが正規と認めた大阪の販売店で起きており、結論としてはお金はかえって来ないし、車も納車されないということになり泣き寝入りとなった。

購入者がスズキのワゴンRを購入するため、自宅近くのスズキ正規販売店へ行った。その際に店員に言われたことは「早く振り込んでくれたら早く納車できますよ」ということ。
車の購入契約を結ぶとき、最初は頭金のみを支払うのが一般的だが、一度に全額支払うと早く納車されると思い、契約後すぐに約200万円を払った。
振り込みをして納車を待っていると、届いたのは車ではなく破産手続きに入ることを知らせる書面であった。

破産したスズキ泉州販売は、メーカーのスズキ、そのスズキ直営の代理店(ディーラー)のスズキ自販近畿と契約を結ぶ、正規の販売店(サブディーラー)。
客から新車の注文が入ると代理店を通してメーカーに発注、新車はメーカーからでき上がると一度代理店に納品されるフロー。
そのため、代理店のスズキ自販近畿に問い合わせたところ、ちょうど数日前に車が代理店にまで納車されていたことが分かった。

今回は赤枠箇所のフローで止まっていた

問題はディーラーに車の代金は入ってきてないということ。
どのタイミングで正規販売店がディーラーにお金を支払っているのかが不明なため、お金の動きの詳細は不明だが、少なくとも今回はお金が販売店からディーラーに支払われていないことから、車自体はディーラーへ納車しているものの、購入者へ納車することができない状態となった。

ディーラーとしてもどうもならない。入金してくれれば納品はできるが、お金がディーラーに入ってこない限りはその車はよそに売ってしまうということ。
購入者が5カ月前に払った200万円は、販売店からディーラーには入金されておらず、販売店が持ち去る形となった。

その後、弁護士や国民生活センターにも問い合わせたが、どうすることもできないと言われ、泣き寝入りの状態。

今回の件を通して正規販売店であろうが過信しないことが大切であることがわかる。

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