知らない人んち 第3話シナリオ

ダイニング

きいろとジェミ、昔の新聞記事を読んでいる。

そこには「会社員男性、殺害される」の見出し。

日付は「平成13年11月21日」とある。

きいろ「ねぇ、あの日何があったの?」

ジェミ「あの日は雨が降ってた。その日はお父さん、血相を変えて出て行った」


回想、道路沿い

会社員男性(ジェミの父親か?)が血を流して死んでいた。

刃物が背中にぐさっと刺さっている。

ジェミ「あの日、お父さんはこう言ってた。『あいつは許さない。どんな些細な理由でも』って」

警察署・前

警察車両が到着する。

フードを被せられ、2人の刑事に連れられる男。

その男はきいろの父親らしき人物である。

元の部屋

きいろ、震えた様子でジェミを見る。

きいろ「どうして? わたしのお父さんが殺人犯なわけ? わけわかんないよ」

ジェミ「きいろちゃん、あなたがシェアハウスに来たときからあなたのことを訝しんでた。もしかしたら、犯人の娘だったって。でも、今は確信した。たとえ、どんな言い分だってあなたを許さない!(ナイフを突き立てる)」

きいろ「(なわなわと震えた様子で)キャー!」



#テレ東シナリオコンテスト

#知らない人んち

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