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『凡人が天才に勝つ方法』無料公開中!ルール③生まれもった素質や 「親ガチャ論」を乗り越える

「モーニング娘。」を世に生み出したプロデューサー、そして稀代のヒットメーカーであるつんく♂さんの”頭の中”全部わかる『凡人が天才に勝つ方法』。「時代を超えて愛されるヒット」の作り方から、全ビジネスパーソンに今最も必要な「プロデュース力」の磨き方まで、この一冊で学ことができます。本書で紹介されている「普通の人が”小さな才能”を見つけ劇的に伸ばす45のルール」のうち、序章から「凡人が天才に勝つためのステップ」を5つ公開します。
今回は、「凡人が天才に勝つためのステップ③」を公開。前回はこちら

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ルール3 生まれもった素質や 「親ガチャ論」を乗り越える

みんなスタート地点が違うからこそ、あとからごぼう抜きするチャンスがある


少し前に、「〇〇ガチャ」という言葉が話題になりました。
「親ガチャ」「会社ガチャ」「配属ガチャ」「上司ガチャ」......。
これは昔から世界中に存在する、格差社会を意味する言葉なんでしょう。
とくによく耳にしたのは「親ガチャ」という言葉ですが、それがありなら「国ガチャ」、 それも超えて「時代ガチャ」という話にも発展しそうです。
何にせよ、人間生まれてくるときに、その条件を選べないってことです。

僕自身もそうでしたが、思春期くらいのころ、「なんでこんな顔なんだろう」「もっと身長が高ければよかったのに」「家が金持ちだったらな〜」と考えてしまったこと、ないですか?
要するに、何でも親や環境のせいにしてしまう感じ。
「ルックス」も「体格」も「成績」も「運動能力」も、自分の親を見て、自分の限界を知ってしまう感覚です。
出来のいい友人やテレビタレントや有名スポーツ選手を見て、「あいつはいいよな〜」「俺ばっかり損だよな〜」みたいに思ってしまう。挙句の果てには、「誰も産んでくれなんて頼んでない!」「生まれてこなければよかった」などとスネた発言をしてしまう......。
よくわかります。
たしかに、親によって子どもの未来がある程度、左右されるのも事実でしょう。

✓ 世の中は不条理、不公平だらけ。でも、それが人生

芸能界には、2世のタレントが存在します。政治家さんも2世、3世が当たり前と言われます。
でも、親がどんなに有名人やすごい人であっても、全員が全員その才能を引き継ぐわけではないんです。
おそらく、その環境の中で適応能力のある人が階段を上っていくわけです。そういう場合は、普通に成功した人よりは目立つでしょう。
それが「親ガチャ」というやつであれば、やっぱり世の中は不条理だらけで、不公平かもしれません。
100メートルの徒競走で、スタート位置が50メートルくらい違う感じ。 悲しいです。切ないです。
でも、それが人生なのです。

✓ スタート地点は違っても、あとからごぼう抜きできる

それを踏まえて、それでもどうやって勝っていくか。目立っていくか
ここがポイントです。 出発地点は違っていても、人生は100メートル走じゃなく、どちらかといえばマラソンに近いものです。
凡人の僕らは、多少スタート地点やペースの違いがあったとしても、ほぼひとかたまりで走っている団子状態。
人よりちょっと頑張れば、そこから抜け出すことは可能です。

人生はマラソン。
だからこそ、スタート地点は違っても、あとからごぼう抜きできる可能性があります。
大逆転、大どんでん返し
それが、僕ら「凡人」の面白いところじゃないでしょうか。

世間では「努力すれば報われる」「頑張ればきっと成功する」「誰でも変われる」「夢は叶う」というような言葉や歌詞をよく耳にします。実際に、僕もこういったフレーズを 歌詞に入れ込むことがあります。
ですが、人生なんてそう簡単に報われるものではないのも事実ですよね。
それでも、僕はこの本で、
「努力すれば必ず成長する」ということ、
「頑張りはいつか報われる」ということを、断言したいと思います。

\Point/
世の中のほとんどは凡人。だからこそ、誰でも集団から抜け出してごぼう抜きできる可能性がある

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