佐藤豊美

60過ぎ フリーランス  賞なし  グラフィックデザイナーの 生きる道 アートディレ…

佐藤豊美

60過ぎ フリーランス  賞なし  グラフィックデザイナーの 生きる道 アートディレクター/グラフィックデザイナー  佐藤のデザインHPはこちら。 https://satodesign.myportfolio.com

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デザインの未来ちゃん〜おしゃれな制服続編

kansai super studio時代。1991年。 前回のkansai school formが好評で、3つに分冊。 ボリュームアップして出世した。 イメージカタログと制服と体操着。 ロケ地探しが大変だった。 営業担当の天野ちゃんが一件一件電話でアポ取ってくれた。 ありがとう。 最終的にキャンパスは立教大学、 体育館は横浜のアメリカンスクールをお借りした。 写真にアンバーかけてニュアンスだしたり、 プリントにも工夫していただいた。 部活で階段を登ったり降ったり

    • デザインの未来ちゃん〜おしゃれな学生服カタログをデザインする

      kansai super studio時代。 デザイナーズの学生服が流行った時期がありました。 kansaiでもその波はやってきて、 kansai school formというブランドを担当しました。 クラッシックでおしゃれな制服で、 先生たちにも学生にもとても好評でした。 ロケ地は、旧古河庭園。 少女漫画に出てきそうなハイソな学校をイメージ、 宮澤正明さんに撮影していただきました。 写真も少しアンバー気味に調子を落としました。 その後役者となる、内田有紀ちゃん、りょ

      • デザインの未来ちゃん〜泡盛をデザイン

        kansai super studio時代。 沖縄 瑞穂酒造が、女性も好むフルーティーな泡盛を開発しました。 ブランディングをkansaiが依頼されました。 ネーミングからボトルデザイン、商品ロゴ、広告展開まで。 ネーミングの「クロッシー」は、xとi、わたしとクロスするという意味。 ボトルデザインは初めてのチャレンジでした。 酒屋を回ってボトルデザインをリサーチ。 ネットも大した情報源はなかったので、足で稼ぐ。 理想的なボトルの形・素材をイメージし、原寸でスケッチ。 サ

        • デザインの未来ちゃん〜初めての転職

          kansai super studioに30才で入社。 1990年。 最初に担当した仕事が、グンゼさんとのライセンス子供服「kansai kids」。 制作プロダクションと大きく違うのは、 自社が企画したブランドを自社でグラフィックから広告、 お披露目まで全て担当することでした。 メインビジュアルづくりから、 ポスター、カタログ、告知DMまで 全ての工程を担当できるのははじめてのことで、 ワクワクしっぱなし。 仕事のペースはゆったりしていて、夕方6時きっちり退社。 「お

        デザインの未来ちゃん〜おしゃれな制服続編

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        • 海外英語お役立ち
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        記事

          デザイナー駆け出し時代〜中吊りワイド

          20代ラスト(たぶん)のしごと。 中吊り広告のワイド。 中吊り広告も新聞広告と並んで花形の媒体だった。 通勤の電車で自分の仕事を見かけるとニンマリ。 あれ、僕がデザインしたんです。 吹聴したくなる。 東アドで、デザインと広告制作の「イロハ」を学んだ。 20代で根拠のない自信をつけ、新天地を求めた。 給料アップしたい、もっとおもしろいことしたい! 上司のNさんに辞めたいんですと報告。 勿論とめられたが、つぎの行き先は決めたあとだった。

          デザイナー駆け出し時代〜中吊りワイド

          デザイナー駆け出し時代〜中吊り広告

          ヤングマガジン中吊り広告 講談社のヤングマガジンのしごとは、 僕のグラフィックデザインの学校であり実験場でした。 タイプフェイス、グラビアやイラストの扱い方。 どうやって目立つか。 担当者も編集長も なんでも自由にやってくれ!おもしろければなんでもOK! そう言って、20代の若造デザイナーを大船に乗せてくれた。 東アドを退社したあと、 ふらふらしていた僕を誘ってくれたのも、 当時の編集長でした。 そうでなければ、いまフリーランスで仕事していない。 ありがとうござ

          デザイナー駆け出し時代〜中吊り広告

          デザイナー駆け出し時代。〜新聞広告

          スポーツ新聞の5段見開き。 ヤングマガジンとモーニングのタイアップ。 甲子園で熱戦が繰り広げられている時期の広告。 東芝15段の企業広告。 あの頃、新聞広告は媒体の花だった。 モノクロームというのも潔くて好き! もちろん、Macのない、写植版下時代。 キャッチコピーもトレスコでにじみを入れたり、工夫しまくった。 漫画のキャラクターも雑誌やコミックからコピーして切り貼りです。 1980年代 東京アドデザイナース時代。

          デザイナー駆け出し時代。〜新聞広告

          デザイナー駆け出し時代。1984-2023

          多摩美術大学を卒業後、24才でグラフィックデザイナーになり、63才のいま、39年目。一度区切りをつけたいので、手元にあるデザインしごとを、どんどん整理している最中です。じぶん用に一冊の本にまとめられたらいいな。 こちらは、東京アドデザイナーズ時代のしごと。アシスタントから2〜3年たって、ようやくしごとを任されるようになった頃です。親子電話とか、ファックスで仕事するとか時代を感じますね。 ユニフォームの自重堂は、新卒ペア(グラフィックデザイナー佐藤&コピーライター森田)で担

          デザイナー駆け出し時代。1984-2023

          羽生くんの気持ちを伝えるデザイン

          北京オリンピックも最終日。 カーリング女子の決勝を さっきまで応援していました。 惜しくも銀メダル。 惜しくもって言っていいのかためらわれる。 銀だよ、銀! とても素晴らしい闘いでした。 いま、フィギュアの エキジビションを見ています。 フィギュアスケート男子で 羽生結弦くんがアクシデントもあり、 メダルが取れず悔し涙を流していました。 史上初の四回転半を認定されたのに、 努力は報われない と言っていた彼が印象的でしたけど ほんとにそうなのかなと考えてしまいました。

          羽生くんの気持ちを伝えるデザイン

          デザイン初心者ためのレッスンまとめ

          10代のデザイン初心者のための デザインのレッスンまとめ 佐藤さんがどんなデザインのレッスンをしていたのか知りたいということだったので、ブログにあげていた授業の一部を久しぶりに振り返ってみました。飽きやすい学生にどうやって楽しんで取り組んでもらうか、課題を毎回、工夫しました。ほんの一部ですが、こちらで紹介します。これは、一冊の本にまとめておきたいな。 デザインのレッスン-1「渋拓(シブタク)」 https://futureofdesign.hatenablog.com/e

          デザイン初心者ためのレッスンまとめ

          笑って営業(^-^)

          デザイナーとかやってると、営業することは恥ずかしいこと、クリエーターとしてダメなやつなんじゃないかという思いがあって、仕事ありますか?ということに気後れしていたし、そんな自分をじぶんを卑下していた。 それを友人に話したら、ぜんぜん、そんなの遠慮なくやりな!って言ってくれて、じぶんの面接した会社を紹介してくれた。なんと、ありがたい。 そっか、笑って営業でいいのか。 たくさんの友人知人にお仕事SOSメールを発信して、9割はデザイン業界はいまどこも同じという返事で、そりゃそう

          笑って営業(^-^)

          佐藤新聞 2021年12月号をお届けします!

          ついに今年最後の近況報告新聞になります。 ラストのテーマは「資生堂とイラストレーション」 いちばんみじかにいるイラストレーター 佐藤日南子さんと資生堂のお仕事をまとめてみました。 ほんの一部ですが、数点作品を見るだけで、 彼女がどれだけ才能に溢れたイラストレーターかわかります。 いや〜、仕事的にはくるしい1年だったけど、 学ぶことがたくさんあり、新しいことを始めたり、 新しい出会いがあったり新鮮な年でもありました。 ここまで落ちたら、あとは上がるしかないって

          佐藤新聞 2021年12月号をお届けします!

          年の瀬にプレゼン落ちたのつらいわ。

          note開くの半年ぶりみたいです。 その間、スタンドFMという音声配信に夢中になって、 書くことは紙の日記以外とんとやってませんでした。 タイトル通り、こんな時期に、 時間がない中がんばって、 アイデアから企画デザインしたものが落ちました。 あぁ、つらい、苦しい。 そもそも、オーダーはほぼ決定で、 内容を伺って提案を詰めていく感じだと思っていたら、 3社プレだったんですよ。 これは、どんなにいい提案しようが、時の運。 3社のうち2社は落ちるんです。 落ちた2社もも

          年の瀬にプレゼン落ちたのつらいわ。

          佐藤新聞6月号は、心の余白を取りましょうというご提案と近況のご報告。

          6月がはじまりました。 毎月、A3のコピー用紙に手書きで数字を書いてカレンダーを作っています。まだ、何も予定を書き込んでいなくてまっさらです。 その余白が気持ちいい。 もちろん、仕事の予定はないの? 大丈夫?といった不安と背中合わせではあるけれど、 今月どんな楽しいことしようといったワクワクする気持ちでいっぱいです。 皆さんも、カレンダーを予定でびっしり埋めず、 心の余白を楽しんでみてはいかがでしょうか。 そんなことを書いていながら、 僕自身は、先月からYouTub

          佐藤新聞6月号は、心の余白を取りましょうというご提案と近況のご報告。

          有名になるより先に作品集作っちゃおう!

          YouTube動画そっとアップしました! ブックオフでよくまとめ買いします! 新刊の頃書店で気になっていた本が数ヶ月経って200円で買えたりします。 時が経って興味がなくなる本もあれば、 やっぱり読みたいという本もあって、 時間が自分に必要な本を選別してくれます。  佐藤オオキの仕事術 佐藤オオキ  失踪日記 吾妻ひでお  最後の秘境東京藝大 二宮淳人  音楽と漫画 大橋裕之 -----------------------------------------------

          有名になるより先に作品集作っちゃおう!

          フリーランスデザイナー/tommyの自己紹介ビデオ作りました!~works編

          ▶︎YouTube動画アップしました! 過去仕事をいくつか抜粋して紹介するビデオを作りました。 ただ並べるだけではつまらないのでクラブリミックス風で、 携帯で見たような仕掛けにしてみました。 ---------------------------------------- フリーランスのグラフィックデザイナーとして 担当した仕事の中から10点ほど抜粋して紹介いたします。 ゆったりとした気分でご覧になってください。 0:28 資生堂ばら園ギフトパッケージ 0:50 新潟MITS

          フリーランスデザイナー/tommyの自己紹介ビデオ作りました!~works編