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デザインのレッスン9ー「雑誌や新聞をコラージュして、見たことのない世界を作る」

テーマは、「コラージュ」。
誰もが、美術の授業でやった経験がある。
はさみでイメージを切り抜いて、手で並べ、糊で貼る。
イメージを広げると同時に、
バランス感覚を養うのはこれが一番だと思う。

コラージュって意味わかりますか。
主に、デザインや美術の世界でよく使います。
コラージュはフランス語で「糊付け」するという意味だそうです。
一見、関連のないバラバラの素材(イメージ)を同一平面上に並べる(糊付けする)ことで、意外性のあるビジュアル表現をすることができます。
絵が上手く描けないという学生でも、
容易にできるところもこの手法のメリットです。

グラフィックデザインは、文字、写真、イラスト、図など
様々な要素を一つの画面に構成します。
その力を磨く練習にもなります。

いくつか、参考例をあげます。
1枚の写真では表現できない世界観が出来上がっています。

【材料】はさみ/スティックのり/A4画用紙/雑誌/新聞

ここからは、学生の作品例です。

いかがですか。
初めてにしてはなかなかです。

コラージュは心理療法に使われることもあるそうです。
面白いですよね。


「コラージュ」とはフランス語で「貼り付ける」と言う意味。1980年代くらいから使われている比較的新しい芸術療法です。気になった雑誌の部分を切り抜き、いくつかの切抜きを1枚の用紙に貼り付けていく心理療法です。心理療法ですが、オリンピック選手なども自分の心を明確にしておくために使うこともあります。目的としては、「自己理解を深める」「なりたい自分を明確にする」ために行うことが多いです。カウンセリング等でコラージュを実施する際は、コラージュの例や効果、目的、作り方など、簡単な説明をしてから行います。


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