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【日本の石⁈スギライトの不思議】

はいどうも。とよぴーです。

今回は、
人気の石、スギライトの歴史について
お話をしていきたいと思います。

スギライト。
非常にスピリチュアルな石として
人気が高いんですけれども
仕入れが難しくなっている石の一つです。

本当に綺麗なものは
深い魅力を持っていて、僕も好きですけど
なぜか縁があんまりなかったんですよね。

スギライトはスピリチュアルの石の中でも
ちょっと面白い特徴がありまして。

その面白い特徴、最後まで見ていただくと
分かっていただけるかなと思います。

本当にスピリチュアルに興味がある方。
特に初心者の方とか
エネルギーに敏感な方にとっては
オススメじゃないかなと感じている石です。

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和名「杉石」

めちゃめちゃ日本の石っていう感じですよね。
日本で発見された石です。

1944年、愛媛県の岩城島で
九州大学の岩石学者の杉健一氏と
久綱政典氏のチームによって、

エジリン閃長岩の調査をしていたときに
偶然発見されたんですね。

当初、スギライトを
ユーディアライトの仲間だと思って
学会の方に発表したらしいんですが
その時にはまだ成分的な部分も含めて
調査が完全にできていなかったですね。

新鉱物としては認定されず
しばらくの間、岩城市で取れた石
イワキライトと仮称で呼んでいた状態が
結構長く続きます。

1976年からの再度の研究で
1977年に新鉱物として認定をされました。

山口大学の村上允英氏
杉健一氏のお弟子さんが化学組成を明らかにして
新鉱物として認定されたんです。

恩師の杉健一氏の名前を取って
スギライトっていう名前になりました。

日本で発見されたんですけれど
1980年に南アフリカで
大きなスギライトの鉱床が発見されるんですよ。

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南アフリカのカラハリ砂漠にある
ウィーセル鉱山っていう
巨大なマンガンの鉱床で
スギライトの鉱脈が発見されました。

実はですね。
日本の岩城島で見つかったスギライトは
めちゃくちゃ少量で
僕らが今普通に目にしている
紫のスギライトとは全く違うものなんですよね。

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鶯(うぐいす)色をした
点々みたいなところがスギライトだったんですね。
全然違いますよね。

南アフリカで見つかった
スギライトはかなり莫大な量があったみたい。

今最初の鉱山から
どれぐらい取れているか分からないですけど
もしかしたら閉山しているかもしれないです。

近隣の鉱山からも
スギライトが見つかっているそうです。


次回は
スギライトの成分や産地について
お伝えしていきます(^▽^)/


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