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trialog vol.5 に参加してみて

どうも、お疲れ様です。

新元号「令和」でしたね。
ちょっと意外な感じ。
「れ」でくると思わんかった。


それはともかく、
先週3月27日(水)、こんなイベントに参加してきました。

trialog vol.5
【新しいクリエイションのための、新しいチームのつくりかた】

前から行こうかな行こうかな〜と思っていたイベントなので、やっとこさ行けてよかったです。
会場内の印象としては「おれはやったるで〜」みたいな気概を持った若者がたくさんいるような空気感でした。
普段ゆるゆる生きているぼくにはあまり体感できない空気感というか。

このイベント内でゲストの方がしゃべったことをそこそこメモったので、このnoteではそこから気になった点やハッとさせられた点を抜粋して感想を書いていこうかなと思います。

ではでは、第一回セッションの
中村佳穂(ミュージシャン)
正能 茉優(ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 / ハピキラFACTORY代表取締役)
若林 恵(blkswn コンテンツ・ディレクター)

から気になった点をちょいちょいと抜粋していきます。

(音楽を)仕事とは呼んでいない。仕事ではなく生業みたいな。自分に与えられた役割を全うしに行っている感覚(中村佳穂)

これを聞いて、音楽ができることを「役割」と捉えているところに少しハッとさせられましたね。
音楽もエンジニアと同じように「Javaできます!」みたいな感じで「ドラム叩けます!」「歌うたえます!」みたいにスキルのひとつとして捉えてもいいのかもね。
自分が思っている以上に、スキルとして捉えていいのかなと思いました。

(音楽をやるうえで)その人の人生を拘束したくないという気持ちがある(中村佳穂)

これもね〜まさに僕も思ってたことなんですよ〜。
自分の音楽で、その人の人生を棒に振らせたくないというか。
正直、夢がないこと言いますが、音楽で食っていくことって僕にとって現実的でないことだと思っている節があるんですね。
それゆえに、その人の人生を自分の音楽活動によって拘束したくないという気持ちが発生してしまっているんです。
これがいいことなのか、悪いことなのかわからないですが、この一言には共感しました。

会社を大きくすること=幸せではないと思う。幸せの規模感を把握することが大事なのかなと(正野茉優)

たしかに、と思った。
なんで会社って大きくしたくなる節があるのだろう。
そりゃ事業拡大とかあるだろうけれど、小さいままで末長くやっていくやり方もあるんだろうなと。
僕は起業したことないからわからないけど、小さいまま末長くやることも素敵なことだなと思ってます。

会社の中だけだと、成長できないと感じる若者が増えている...?
それゆえに外部のtrialogのようなイベントに参加している若者が増えているかも(若林恵)

これも考えさせられましたね。
なにをもって「成長」とするか、みたいなところもありますけど。
そもそも「成長」を目的にしちゃいけないと僕個人は思っていて、なんのために成長するのかが大事だと思います。
「〇〇のようになりたいから成長したい」
「△△ができるようになりたいから××の分野でより成長したい」
みたいな。
たしかに、働き方改革でとりあえず「はよ帰れよ〜」な空気感があって、働き方は少しは改善されているのかもしれないですが、同時に物足りなさも感じている若者も一部いるんじゃないかなと思っています。
これは僕の意見ですが、残業したい人はすればいいし、帰れる人は帰ればいいんじゃないでしょうか。(それができれば苦労しねえよって怒られそうですが)

続いて、第二セッション
篠田真貴子(フリーランス)
川村真司(Whatever CCO)
水口哲也(Enhance代表)

このへんから、会場の椅子が思いの外硬くて、ケツから悲鳴を上げ始めていました。なので、メモが少なめになってしまいました。すません。

リード・ホフマン著『アライアンス』(同盟)を参考にすると、従業員全員がフラットな関係。社長も従業員も同盟関係として捉える考え方。これは終身雇用から「終身信頼」の時代に移るのではないか

終身雇用から「終身信頼」の時代かあ、、
これ面白い考えだなと思いました。
正直、過剰な上下関係って個人的には謎な文化なんですよね。
それって仕事やりやすいのかな、組織として成果あげやすいのかなとか考えちゃいます。
それより、どんな年代の人も「信頼」をベースに働いた方が、仕事はやりやすそうだよな〜と。
そこでは信頼を作る上でのその人の「人間性」がめちゃくちゃ問われちゃうので、ある意味息苦しさもあるかもしれないですが、これを機に自分を磨くことに時間をあてる人もいれば、様々な人の考え方を学んだりする機会も増えるんじゃないかなと思いました。
ぼくは自分の哲学として「金より信頼を大事にしよう」というのがひとつあるので、終身信頼という考え方には割と賛成派です。

未来の「会社」という概念はどうなるんでしょうか。会社をアップデートした形はどうなるんでしょうか

いまの「会社」のイメージってどんどんアップデートされていくよな〜と思っているので、これも考えさせられました。
これは僕個人の意見ですが、近い未来の会社は「コミュニティ」みたいな形になるんじゃないかなとふわふわ〜っと予感しております。
先ほどの「終身信頼」の話を元にすると、信頼をベースにしたコミュニティって成果を生み出す上ではすごい都合の良い組織なんじゃないかなと単純に考えた上で思いました。
ただ、ここにはお金の流れとか契約や法律についても加味して考えていかねばならないので、そこの点をもっと考えないとコミュニティのような経営の実現は難しいかもしれないすね。
でも、すでに実現できている会社とかありそうだよね。もしあったら、どうやってやっているか話聞きたいな。


ふわっとしたメモですが、こんな感じで刺激をもらえる時間をすごせました。

昨今、当たり前だと思っていた価値観がどんどんアップデートされていて、まだまだ若い僕自身も時代の潮流に取り残されそうになりそうですが、なんとかついていきたいですね。
自分で考えて生きていかないと、なんだか自分の未来が大変になりそうな危機感があるんですよね。漠然としていますが。
親とか上の世代の意見があまり参考にならない時代がすでに来ている気がします。

なので、これからも日々学びつつ、時代を読みつつ、生きていけたらな〜と思います。

trialog vol.5はそういうことを想起させてくれるイベントでした。


それでは。

Toyosea

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