大谿山 豪徳寺 招き猫発祥の地



2023.12.05 招き猫で有名な豪徳寺に一度は参拝してみたいと願いがやっと叶った。


豪徳寺は今でこそ井伊家の菩提寺だが、もともとは小さなお寺で、 和尚の飼い猫が、鷹狩り帰りの井伊直孝一行を寺に招き入れた直後、激しい雷雨となり、難を逃れたことを喜んだ直孝が寺を手厚く保護し、寺は井伊家の菩提寺として栄え、それ以来豪徳寺と井伊家は深い縁で結ばれ、その後、豪徳寺では福を招いた猫を「招福猫児(まねきねこ)」とよび、それをお祭りする招福殿が建てられ、 家内安全、商売繫盛、開運招福を願い、今でも訪れた人がこうやって招き猫を奉納しています。



井伊家の領有していた藩は現在の滋賀県彦根市。実は彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」は、この井伊直孝に縁のある招き猫がモデルになっているんです。


これは、1677年に建立された仏殿で、世田谷区の有形文化財に指定されており、青い文字がとても印象的な建造物で、正面の額に掲げられた文字は、現在・過去・未来の三世を意味しているそうです。


仏殿の西側の狭いエリアにあるのが招猫殿で、今では日本人だけでなく、今日も数名の外国人観光客も訪れるほどの人気の観光スポットになっていて、一体いくつあるんだ所狭しと並ぶ招き猫は、ふと招き猫をよく見れば、すべてが右手を上げ人を招いている、


昔のことわざ「猫に小判」にあるように猫に小判はつきものだが、ここの招き猫には小判が付いていない。


“招福猫児は、人を招いて「縁」をもたらすそうで、財を招き与えるわけではなく、 人との「縁」をもたらし、それを生かせるかどうかは、その人次第と言う教えから、小判を持たず右手だけをあげているのだそうです。


因みに、猫に小判を与えても、その価値を知らない猫にとっては何の意味もないことからどんな立派なものでも、価値がわからない者にとっては、何の値打ちもないものであるということである。


欲を持たず、人には親切にしなさいと言う教えなのかな。好きなことわざに情けは人のためならずとあるが、正にそのことでもある。


しかし、よく見てみると、色々なアクセサリーを身に付けていたり、化粧なのかな?でも化粧しすぎて化け猫には成らないでね。


町中でよく見られる小判を持ったよく見るあの招き猫は、愛知県常滑市のものが発祥で、右前足を上げている招き猫は、金運を招き、左前足は人を招くといわれ、ここ豪徳寺は反対であった。


社務所に行ってみようとすると本物の猫が居るじゃ無いか。


おとなしく拙者の写真撮影にもしっかりポーズを決め、かわいいな。


社務所ドアには、「大変申し訳ございません。招き猫は完売中です」と。残念だ!小さいの一つお土産に購入しようと思っていた。


招き猫の大きさ 招き猫の価格。約2センチの豆サイズ 300円、約6センチの2号サイズ 500円、約9センチの3号サイズ 800円、約12センチの5号サイズ 1000円、約15センチの6号サイズ 1800円、約18センチの7号サイズ 2300円、約25センチの8号サイズ 3500円、約30センチの尺サイズ 5000円。


また時間を作って参拝しにこよう、そのときには、招き猫購入できるといいな。


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