尻焼温泉 川風呂

2023.12.29

群馬県の北部吾妻地域にやって来た際に必ずや寄りたい温泉があり、今回もやって来た。


ここは尻焼き温泉に向かう車駐めであり、温泉までは歩いて5分程度の距離がある。


尻焼温泉とは花敷温泉から800m奥に位置し、その名の通り河原の中の底からお湯が沸き出してお尻が焼かれる様な感じから尻焼温泉と名が付いたそうです。


ここの魅力は何と言っても「川湯」だろう、長笹沢川を堰き止めて作った巨大露天風呂は圧巻で、自然そのものの露天風呂なのです、24時間・無料で入浴出来るが、ただし夜間は明かりがありません。


今日も数名の人々がこの川湯を楽しんでいたが、掘立て小屋があるこのかま湯には、誰も浸かっておらず一人のんびり湯を堪能していた。


小屋内には脱衣置き場程度のものはありますが更衣室等はありません。水着の着用をする人も居れば居ない人も居ます、個人の判断にお任せいたしますが、かま湯での入浴は水着禁止となっている。


本日の湯温は42℃程度と一寸熱めの湯であり、泉質はカルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉で、効能は、神経痛・筋肉痛・五十肩・痔疾・きりきず等です。こんな素敵な湯が無料で味わえ、なおかつ群馬県という首都圏に近い立地に感銘を受ける。いついつまでもこの風景が残ることを期待する。また、もう一つの由来は、尻焼という温泉名も「尻を焼いた」、つまり、河底から湧き出す湯で温められた石に腰を下ろして、痔を治したことから来ていた。


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