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◼︎ 小城のニーセー石 ◼︎

八重瀬町にある「小城のニーセー石」を撮影してきました。石獅子のように見えるのですが、石だそうです。きっと石獅子に似せて作ったのかもしれません。ニーセーとは方言で「青年」のことで、ニーセーを栄えさせるための守り神です。

伝承によると、このニーセー石を建てて拝むようになってから、小城の青年達は栄えるようになったそうです。沖縄の石獅子はケーシ(返し)ですが、青年の繁栄の守り神というのは珍しいです。

今でも、小城集落では旧盆やウマチー(豊年祭)などの行事があるときは、集落の役員や青年達がこのニーセー石を拝んでいるそうです。いつ誰が建てたかわかっていませんが、八重瀬町の有形民俗文化財に指定されています。


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