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◼︎ 平敷屋タキノー ◼︎

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平敷屋タキノーに行ってきました。平敷屋公園にあり、小さな丘にあり勝連町指定文化財に登録されています。公園内の坂道を登って行くと、「平敷屋朝敏彦」の歌碑が建てられています。ここは、景色がいいところでホワイトビーチがよく見えます。

1700年、平敷屋朝敏は首里金城村に生まれ、1734年に34歳の若さで安謝港において「八寸(磔のこと)」にされました。薩摩支配下においては、士族という身分におごらず、農民など弱い立場の人たちを手助けしました。歌碑には…

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哀そのはた打ちかへす せなかより ながるあせや 瀧つしらなみ

に書かれています。
琉球王府時代、和文学者であった「平敷屋朝敏 」が地方役人としてこの地に赴任してきました。平敷屋朝敏は、水不足に苦しむ農民のためにため池を掘りました。その際、掘り出された土を盛って作った小山を「タキノー」と呼びました。その時に作られたものかはわかりませんが、現在も溜池があります。彼の作品には「貧家記」「手水の縁」があります。

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