今日は「もっこり半兵衛２」を読んだ日。

徳弘正也の漫画は「ジャングルの王者ターちゃん」からずっと読んでいる。どの漫画も大変な頻度でちんこがでてくる下品さと、弱いものへの優しさと、弱いものの強さとがぐちゃぐちゃになっててすべてが本当に好きだ。彼の漫画の主人公はいつも弱いものに寄り添って泣き、怒る。
「もっこり半兵衛２」は江戸の町人街を舞台にして、優しい人斬り侍が事件を解決？して行く。もちろん主人公は強く優しいが、社会の中で権力も金もない彼にできることは少ない。物語はいつもふわっと半ば幸せ、半ば残酷に着地する。理不尽な物語がごろごろしている江戸と徳弘正也最高じゃないか。もっと続きが読みたい。続きが出せるほど売れてほしい。