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「やりたいことをやる」その先は?

「やりたいことをやろう!」

とみんな口を揃えていうけれど、さてその先に何かないのだろうか?

自分の中のやりたいこと(want)を大事にして「やりたいことをやろう!」というけれど、実際にはwantの他にも「自分ができること(can)」と「自分がやらなければならないこと(使命:must)」がある。

ほとんどの人は、自分のできること(can)で身を切り売りすることで最初に生計手段を立てる。自分のできること(can)は、これまでの教育だったり身につけた技能やスキルがそれ。基本的に過去の自分の積み重ねの延長線上で、自分ができることを考える。そしてcanは、学び続けることで大きくすることが可能。

しかし、自分ができることばかりやっていると、wantが薄れる。wantは自分の活動の原動力であり主体の起点。だけど「やりたいこと」は様々なレベルであるし、移ろいやすいものだし流動的。きっかけにしてはいいけど常に自分に問い続けることにもなるので、こればかりを原動力にすると疲れる。

そこで現れるのが「自分がやらなければいけいこと」であるmust 。この世界の中で、自分がやらなければ!と使命を感じて取り組めること。mustを背負うと活動の原動力は、wantを遥かに凌ぐ。NPO団体のミッションに近い。mustの主語は、私「個人」から「社会」「世界」となり、舞台が変わる。

この3つのcanとwantとmustを使ったキャリアステップの1例。

受け身な就活(wantもないからcanで選ぶ)

サラリーマンになりとれあえずcanだけでいきる

しかしあまりにも人生がつまらないことに気づき、wantを大事にした生き方をしたくなる

仕事やめて旅に出る、フリーになる、独立する

最近は、フリーになった人でもwantまでしか考えていない人が多い気がする。主語が自分で完結している。

この世の中のたった一人の困りごとを抱えた誰かのために、自分ができることは何か?というmustを考える問いがあると活動はブーストする。ルフィが仲間のためになら絶大な力を発揮するように。

使命感を背負うと、必然的に自分ができること(can)も大きくなる。普段はできないことでもこのモチベーションがあると驚異的な力を発揮する。
wantに背中を押され、mustが自分の人生の意義を深め、canが自分のできることを大きくしてくれる。

この3つが重なるとこがあなたの進むべし道です。

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