「真面目だね」って悪口だよね
小さい頃からよく「真面目だね」って言われてきた。
小さい頃は「褒められた!」で良かったんやけど、中学生ぐらいの頃から「なんかおかしいなぁ」って思い始めた。
そして、大学生の頃には真面目って言われることは「悪口かもなぁ」って思うように。
そんな「真面目」な僕には2つ問題があって、1つ目は、長い間、違和感を覚えながら真面目であることをなかなかやめられなかったこと。
2つ目は、真面目って言われることがなぜ悪口なのか理由がなかなか分からなかったこと。
そして、30代になってやっと気がついた。
真面目って周りから言われる人は、多分に無責任な人なんやと思う。
真面目っていう言葉が辞書通り、真剣、本気、誠実を表す言葉だとすると、真面目ではない人ってほぼいないんよね。好きなことならみんな真剣だし、本気だし、誠実。
そんな中で、わざわざ周りから「真面目」と言われるのは、「自分のやるべきことを選べていませんね。」「行動の優先順位がつけられていませんね」と言われているのと同じだと思うのです。
全部に真剣、本気なんて無理やもんね。キャパオーバー。責任をもって行動できる人はきちんと優先順位をつけて、真面目と不真面目を切り替える。それが上手にできる人のことを、周りはわざわざ「真面目」なんて言わないんよね。
これを読んで、「真面目と不真面目を切り替えるようにしなきゃ!」って思ったあなた。周りから「真面目だなぁ」ってよく言われません?
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