見出し画像

新宿デパ地下お菓子巡り(伊勢丹の陣)

今でこそ23区に住んでいるが、基本的に心が田舎者なので(23区は都会と思っているあたりがもう田舎者だ)、デパートが好き。特に伊勢丹が好きだ。お金持ちの暮らしに思いを馳せていると、楽しい。

ウィンドーショッピングって、疲れてしまうから今はほとんどしないのだけれど、誰かにちょっとしたお礼を渡したい、と思ったとき、最近は新宿の伊勢丹、地下1階によく行く。これだ!とすぐに決まるときもあるし、8周くらいぐるぐるしてしまうときもある。

昔、洋菓子屋でアルバイトしていて、ケーキを見るとうんざりするような時期もあったのに、今でも結局お菓子が好きだ。すごく高くなくても高級なものに触れられるところがいい。おいしくて、素敵なデザインのものがたくさんあるから、いい。必ず幸せになれるものが「買える」というところが、いい。

これだけうろうろしているのだから、お菓子探しに疲れてしまっている人のために、何か少しでも書けることがあるのではないか、と考えた。

ということで、私が誰かに渡したことのあるものと、それを売ってるお店の情報を書きます。定番どころが多いですが、どうか許してください。レストランは有名店が意外とおいしくないこともあるけれど(歴史があるということで人が集まっているとみている)、お菓子の定番は、やっぱりおいしいのが多いですよね・・・。
これは2019年9月時点の情報で、これから更新するつもりはないのですが(そうしたくなったら新しい記事を書く)、ご参考までに。

資生堂パーラー

言わずと知れた定番。華があるけど子供っぽくないパッケージなので好き。
時々「こいつぁどぎついぜ」という色合い(どピンクとか)のデザインのときもあるけども・・・。

特にチーズケーキ(↑)のパッケージが好き。
なんとなく、ロートレックっぽさを感じる。明るいのに夜の気配を感じるところ?紙袋のデザインも、好きです。

デメル

ここもパッケージが好き。資生堂パーラーのパッケージが真っ赤な口紅だとすると、デメルは緑のアイシャドウって感じのイメージ。

↑は、結婚式の引き出物でもらったことがあるのだけど、イチジクを使っている焼き菓子っておいしいんだよなあ・・・かつ、自分ではなかなか買わないので、嬉しい。
デメルの製品の弱点があるとすれば(というかヨーロッパのお菓子はそういう傾向になりがちと勝手に思っているが)、ひと箱に同じ製品がいっぱい入っていがち、というところ。それが好きだとわかっている人にあげるにはいいんだけど、そうじゃない場合は、外れるとつらいものがある。小ぶりのをちょっとだけ買ったほうがいいかもしれない。それでも見栄えがするお菓子だし。

フレイバー

5人家族の方のお誕生日プレゼントに、みんなで食べられるもの、ケーキ感があるもの、それでいて常温で保管できるもの(実家も5人家族だったが、人が多いと冷蔵庫に空きはそんなにないのが常だと思う)を探していてたどり着いた。

細長いフォルムも、すっごくふわふわなところもかわいい。メープルのもおいしい。

アンリ・シャルパンティエ

こちらも定番。何を買っても安定しておいしいのでもはや面白さはない。


↑小さいのの詰め合わせは見た目もかわいくて好きなんだけど(ピンクのクッキーを入れてくれてるので、アクセントになっていいですな)、感動度が高いのは生ケーキかもしれない。前に家族とWチーズケーキを買って食べたのだけど、この幸福度が得られるなら太るくらいしかたないなと思う、ねじ伏せられるおいしさだった。

Wチーズケーキといえばルタオのが有名であのケーキもすごく好きなんだけど、アンリ・シャルパンティエのケーキはよりしっかり甘いので(でも嫌な甘さでない)、疲れているときはこっちが食べたくなる。冬向きのケーキかも。

ノワ・ドゥ・ブール

私は粉とバターを使った焼き菓子がとても好きで、しばらく食べないと禁断症状が出る(焼き菓子のことで頭がいっぱいになる)のだけど、ここのフィナンシエはバターの風味の立ち上り方がすごい。家族にホワイトデーにもらったとき(ここのが食べてみたいのだとリクエストした)、おいしすぎて全然大事に食べられず、家族に悪いことをした。

※ちなみに私は、カロリーはもう何年も前から気にしなくなったが、考えている方は気をつけたほうがよいと思う。雪山でも生き延びられそうなカロリフルなお味。

【以下はおまけ】

①今、ウェブで見ると情報が見つけられないのだけれど、「ロリオリ365」というおそろしくガーリーなお店に焼き菓子でできたミニデコレーションケーキ(常温で持ち運べる・たしか500円くらい)がある。たぶん。
大きなものを贈るような仲ではないんだけど、明日誕生日ってのは知ってる…ちょっと喜ばせたい・・・みたいなシーンでおすすめ。

②トップの写真は、「エシレ パティスリー オ ブール」で買った、レーズンとピスタチオのクッキー。おいしいんだけど、あの値段に見合う美味しさかというと微妙。でもすごくラベルが好きで(色がかわいい)、絶対にnoteに使いたかったから、買ったことを後悔はしてない。

③ここまで書いてきてわかったことは、私はパッケージが好きじゃないお菓子はおいしくてもそこまで好きになれない気がする、ということだ。たぶん印象に残らないのだと思う。
---
ちなみに、甘いものが苦手な方や、好きかわからない方で、お酒を飲まれることがわかってる場合は、以下のコーナーに行く。

・日本酒コーナー
別に伊勢丹だけじゃないのだろうけど、わかりやすい解説をしてくれて試飲できる。
夏なら水色の瓶のとか、秋ならひやおろしとか、その季節っぽいものを買う。
『逃げるは恥だが役に立つ』の中で、自分より年上の人のギフトには何がいいか、みたいな話になったときに「ちょっといいお酒か、チョコレートを少し」と風見さんが言っていたのを非常に参考にしている(漫画から学ぶことはとても多い)。

・洋酒コーナーの向かい
洋酒のほうが日本酒よりも「いいものを少し」が難しいように思い、ワインを飲まれるとわかっている方なら、お酒に合わせられるものを買ったりする。
魚介・ポルチーニ茸・パプリカのペーストとか、瓶に入っているやつ(たぶん中学生のときに江國香織の小説を読みすぎて、おしゃれフードに興奮してしまう体になってしまったが、自分で買うと満腹感が得られずそのお金を使った価値が感じられないため、人にあげるときに堂々と買う)。重くなってしまうので、遠方からきている方とかには渡せないけど。
 
・あと、職場でバレンタイン等に何か配らねば・・・となったら、近年の私はえびせんを買っている。甘いものはたくさんもらっているだろうし、えびせんはおいしいからだ。
(去年はたしかヒカリエで買った。えびせんを)

・・・

新宿高島屋にもたまに行くので、気が向いたらこちらについても今度書こうと思う。
(私は、いい生ケーキをちょこちょこ買いたいときは、高島屋に行く。「パティシェリア」なる、きれいでお高いケーキがもりもり売られているコーナーがあるからだ!!)

(最近ようやくamazonアソシエイトのリンクの貼り方を修得した。おこづかいが稼げたらそれはもちろん嬉しいが、それよりも「堂々ときれいな写真が載せられる」ところがありがたい)

いただいたサポートは、ますます漫画や本を読んだり、映画を観たりする資金にさせていただきますm(__)m よろしくお願いします!