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メッセージのやり取りで、相手のおもいやりのツボを推測しよう!

前回、自分にピッタリの相手と付き合うためには、「おもしろいのツボ」と「おもいやりのツボ」、両方合う人を探すのが大事では?という話を書きました。

このうち、「おもしろいのツボ」が合う人を見つけるのは比較的簡単だと思います。キーワードで検索しやすいからです。

一方の「おもいやりのツボ」が合うかどうかは、キーワードではなかなかわかりません。

例えば、プロフィールを見たら何をおもしろいと思う人かは大体わかりますが、自分にとって気持ちいい思いやりを持った人かどうかはなかなか判別しにくいものです。

そこで大事になってくるのが、メッセージのやり取りです。

私は普段、人の言葉に傷つきやすいことで大変生きづらい毎日を送っていますが、ちょっとの情報でその人が(私にとっての)いい人・好きな人か否かを感じられるのは、そばにいてほしい人がすぐにわかるという点で、長所でもあるな、と最近気づきました。

ペアーズを使っている最中は特に言語化していませんでしたが、無意識にチェックポイントを設けて、「私にとっていい人そうかどうか?」を考えていた…と思います。

私達には、「悪くない人」じゃなくて、「すこぶる素敵な大好きな人」と付き合える権利と可能性があります。「悪くない人」と付き合うだけの人生にしないためには、まず自分の「やだな」「いいな」という感覚に敏感でいましょう!

ここから、私の暗黙のチェックポイントを例としてお示しします。みなさんもぜひ、誰かに言われて嬉しかったことや傷ついたことを書き出してみて、チェックポイントに意識的になってみてください。

私の話を気持ちよく聞いてくれ、受け止めてくれそうな人か?

「話をよく聞くこと」は、人の心を掴みやすい、ということを前に書きましたが、私は特にこの要素を重視しています。

自分がめちゃめちゃ話したいからでもありますが、それ以上に、聞くことへの姿勢が「与えられたら返そうと思う人かどうか?」を表しているように思うからです。

ペアーズでは何人かとやり取りをしましたが、質問されたことに答えるだけ、という方がすごく多かったのでびっくりしました。(もしかしたら、みんなそれを「与えること」だと思っていたのかもしれませんが…。)

まずは、
□質問を返してくれるか?

やり取りが続いたら、

□質疑応答において、私も相手のことが聞きたくて、向こうも私のことが聞きたいと思ってくれている雰囲気があって(※)、そんな関係が巡っているか?風通しがよいか?

このあたりを、気をつけて観察していました。

「どうしても自分ばっかりが話したい!」という人が悪いというのじゃなくて、「私は」私の話も聞いてくれる人がいいなと思う、という話です。

「どうしても自分ばっかりが話したい!」という人は、「話すのが苦手で人の話をずっと聞いているのが好き」という人の中で気が合う人を探すのがいいと思います。

大事なのは、「釣り堀(※)」を探すことです!

※前に、たしか峰なゆかさんが本で使っていた言葉。自分のことを好いてくれる人がいるゾーンのこと。
暑いところにもふもふの帽子を持っていっても売れない。どこでもふもふの帽子を売ったらよさそうか考える、ということです。

愛情をまっすぐに授受できる人だと思われるか?

【例1】
けそ:かっこいいですね!
OK:えへへ、ありがとう!
NG:全然そんなことないですよ、全然モテないです!

【例2】
けそ:えー、妹さんそんなこと仰ってたんですか!かわいいですね。
OK:妹とは仲良しなんですよ〜!よく一緒に買い物行ったりします。
NG:顔は全然かわいくない妹ですけど(^_^;)、たしかに仲はいいかもしれません。

褒め言葉をまっすぐ受け止めない人は、相手のことも真っ直ぐ褒められない、というのが持論です。私は仲良しの人たちにめちゃめちゃ褒められたいので、こういう人は「ちょっと違うな」と思っちゃいます。

他の人の前で、自分の「ウチ」の人間を落として話すのが癖になっている人も、要注意…。「身内を褒めたりするのは水臭くてよくない」みたいな思想を持っている可能性があります。「一応付き合ってる人いるけど…」と「一応」を付けて語ってしまうタイプかもしれません(「超大好きで付き合ってる」と言えよ!言えるような関係を持ってくれよ!)。

「芯がドライ」じゃなさそうか?

多くの大人は、「冷たい人に見えなさそうなふるまい」を身につけています。

しかし、「人に対してなんとなくドライな感じ」というのは透けるよな…と思っていて、私はその感じがとても苦手なのです…。

例えば以下のような「ドライの気配」を感じたら、「好みじゃないかもしれない」という脳内検討ボックスに入れていました。

【例】
けそ:風邪ひいちゃって、3日も仕事休んじゃったよ…。
相手:僕の職場の後輩も風邪で3日くらい休んでて、仕事全然回らなくて大変だったー!

→これは極端な例ですが、類似の例はよくあります…。ほぼ他人同士の時期(=なるべく自分の悪いところは見せないようにしているであろう時期)から、私自身への優しい言葉よりも、そこから連想されること(しかもときには私が傷つきそうなこと)をぽーんと放り込んでくる人は、今後もずっとそんな感じなんだろうな…と考えてしまいます。

逆に、以下のような例を目にしたときには、脳内フォルダの「すごく好みかもしれない」フォルダに入れました。(というか現恋人の発言(ややアレンジ有)です)

【例】
僕からの返信長くなっちゃうことが多いので、気にしないではしょって返信してもらえたら!

→「(私にとっての)ドライな人」は、私が送ったメッセージのうち「これは広げなくていいな」と思った(たぶん)話題は特に何も言わず省略していたので、こうして言語化して思いやってくれる人、いいな…優しいな…と感動しました。

ネガティブとちょうどよい距離感を持てている人か?

常にポジティブであることは困難だし、かえって不健康だと思うのだけど、ネガティブを撒き散らすことに無頓着な人と関わり続けると自分の精神も削れます。二村ヒトシさんは、考えることが暗いんじゃなくて、考えてぐるぐるしていることが暗いのだ、というようなことを書かれてました。「仕事、ほんと嫌なんだよね」と毎日文句を言ってる人じゃなくて、(弱音を吐く日もありつつ)「やっぱり転職しようかな」なり「副業始めてみようかな」なり、なにか対策を考えて少しずつ前進する人が好きです。

ただ、その「前進すること」を「常に」求めてくる人も、苦手です。

「嫌なことに弱音を言わずに耐えられる」人って、「お酒飲んでも顔に出ない」人みたいなもんだと思ってます。自分が飲めるからって、「これくらい大した量じゃないだろ」って誰かの飲みっぷりを責める権利はない。それと同じように、自分が耐えられるからって「こんなこと大して辛くないだろ」とは、言えないと思うんですよね…。でも、それをごり押ししてくる人が、いる。
※私は、断固、そういう人から離れるようにしていますが…。

ここでも「釣り堀」意識が重要で、「ポジティブ思考・ネガティブ思考について、自分が気持ちいいと思うバランスはどんなだろう?」と(人から受け取ったメッセージなどを読みながら)考えて、心地よさが共有できる人と先に進んだらよいのでは、と思います。

※今の恋人は、コンプレックスなどについて話してくれつつ、腐らないで自分のペースで前進してる人だというのがメッセージからわかって、そこがすごくいいなと思ったのでした。好きなバランスでした。恋人自慢みたいな記事になってしまいました。

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