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英語の発音をよくするには○○にこだわれ!

ということで、タイトルの伏字部分をいきなり発表していくスタイルです。

ということで、昔買った発音練習の本を引っ張りだしてきてもう1回勉強している今日この頃。

それがこの本です。
(なぜかamazonで新品の値段が高すぎるので、もし買われる方いらしたら中古でのご購入がいいかも・・・CD付なので電子版がないのが残念。ちなみにアメリカ英語の発音を練習する本です。私はイギリス英語よりアメリカ英語の発音が好きなので)

それが、ここ!

( 38ページより引用)

ん…?

それで、参照したのが↑ これ

ありがとう・・・テキスト・・・。

テキストで目から鱗が落ちたところを画像で引用しますと。

(↑47ページより引用)

(↑48ページより引用)

■左に行くほど舌が口の中の前方(歯寄り)に、右に行くほど舌が口の中の後方(喉寄り)に置かれる。
■上に行くほど舌が上あご寄りに、下に行くほど舌が下あご寄りに置かれる。

ということですな。

図中にカタカナで書かれているのが、日本語の母音を標準語で発話するときの舌の(標準的な)位置です。 
(私が感じる、「日本語の母音を発したとき、首で共鳴する位置」は、舌の位置の感じと大体合致していることがこのことによりわかった)

図3.3の下に書いてあるのと似た実験(?)ですが、
試しに、「い」と言いながら、舌の高さはそのままに、舌を奥にもっていくと、もう「い」と言い続けられないことがわかります。強制的に「う」の音になっちゃう。

す、すげえ・・・!

(完全に忘れていた話のため、新鮮な気持ちで学習)
音にもよりますが、「口の形」よりも「舌の位置」のほうが、音を変える力が強い印象を受けました。

そこで私は考えました。

「口の中の座標を意識しながら舌を置く位置を研究したら、発音よくなるのでは・・・?」

めちゃめちゃ汚いですが、さっきお示ししたテキストの図に私が勝手に座標を書き入れたものを張り付けてみます。

※濃い茶色で書き込んでいるのは、前述の『日本語教育のための音声表現』の中で、それぞれの基本母音の音の例として挙げられていたものです。
私が自分のアイデアで書き入れたのは座標に関するところだけ(ピンクと薄いオレンジ、水色のところ)です。位置等があまり正確じゃないのは許してください。。。

舌の高さを1から4(数字が大きいほど上あご寄り)、
舌の奥まり具合を一から四(数字が大きいほど喉寄り)で表現して
調整していくと、再現性が高い発音練習ができそう!

という仮説を立てた、ということです。

※テキストの中では、舌の奥まり具合が「舌の位置」と表現されているのですが、高さも位置の一部ではないか?と私は思うので、違いを表現するために言葉を変えてみました。アカデミックなワールドでは怒られそうですけれどもすみません。

例えば、英語で「イとエの間みたいな母音」(EnglishのEの音とか)を練習するとき、以下のように練習することが想定されます。

①自分が日本語の「イ」と「エ」を発話するときの舌の座標を便宜上決める。
例)イ⇒4の一 エ⇒2の二

②イの位置とエの位置の中間に舌を動かしていき、それぞれのポイントで発音してみる。目指している音に近い音が出たと感じた舌の位置の座標を、自分で覚えておく。
例)3の一で出した音がそれっぽい。

③模範の音声を聞いて、②の座標で出した音と比べてみる。やっぱり違いそうだったら、舌の位置を再調整。(舌の位置でどうにもならなそうだったら、口の形なども調整)

口の中は狭いので細かく舌の位置を調整することは難しいのですが、「通じなかった発音」を「通じる発音」に変えるための方法の一つとして、数字を使うことはわかりやすいような気がしました(少なくとも、「もっと口を大きく開けて!」みたいな練習より希望が持てる感じがする)。

座標のことをこれ見よがしに書いておいてあれですが、私は自分が練習するときはそれぞれの座標の細かい数字を覚えたりはしていません。自分で描いた座標入りの図を見ながら、頭の中で「今は大体この辺に舌を置いている」というのを確認するために使っています。
(私はたぶん視覚優位の?人間なので、頭の中で考えるだけより、ビジュアライズされたものがあるほうが、安心するのです) 

===

<補足など>

・実は『完全独習・・・』の中では、母音を発話するときは常に舌先を下歯茎につけたほうがいい、と書かれています。たぶん、舌の座標は「舌の盛り上がり具合のポイント」を置く場所の目安にするのがいいんでしょうね。しかし、舌の真ん中から後ろをコントロールすることを考えるのは難しいので、日本語の舌の使い方を基準にしてそこからどうずらしていくか?を考えたほうが、調整していきやすいような気がします。。。
(一応、舌先を下歯茎につけるということを意識しながら練習するとちょうどよい感じになる・・・のか・・・?)

・今回触れていない唇(というか口?)の形の調整方法については、『完全独習・・・』を読むとわかりやすいです。口の形のイラストも載ってるし、力を入れるかゆるめるかとかも簡潔に示してくれているので。まず舌の位置を調整⇒口の形も調整、とすると、いい音の研究がしやすいような気がしています。

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まだ全部本の内容をさらえていないですし、練習し始めてからネイティブの人と話してもいないので実際の向上の度合いは不明ですが、なんとなく前より発音がよくなった気がします。

以上、練習段階ですがご報告でした!

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