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世界一周準備メモ番外編:これまでいったところ(アジア編)

世界一周の前に、今まで行った国や地域を振り返る企画、第二弾です。

アジアの大都市は結構似てるので(もちろん細かいところは全然違うけど)、今後はもっとダイナミックに違う場所に行きたいですな。漢字圏は筆談ができることが大きい。

■韓国
・ソウル 
大学生になってから、初めて友人と行った海外が韓国でした。本場の焼肉を求めて。(当時デジカメを持っていなかったので、写ルンですの写真しかないという驚き)

よもぎ蒸しに行った場所で、知っている韓国語を同行の友人と披露しあっていたところ、その場にいた現地の中年女性が「サランヘヨ」に反応してくれてゲラゲラ笑ってくれたのがよかったなあ。きゅうりパックやアカスリも、外国でやると秘密の儀式みたいで、なんだか楽しかったな…。

深夜まで買い物ができるところも楽しかった…!あとは、さくらももこ『いきもの図鑑』で読んで衝撃的だったポンデギ(揚げた蛹)がコンビニで売られていて、「ほんとだったんだ…!ていうかコンビニで売ってるんだ…!」と焦ったことを覚えています。

今ならソウルに行くのに絶対にツアーは使わないな…いつまでも旅慣れないなと思いつつ、10年かけて手に入れたものもあるようです。

■中国
・上海 

街そのもののことではないのですが、3.11のとき私は上海にいました。このことも、そのうち書きたいなと思っています。

大都市の割に中華感を満喫できたな、という印象(特に七宝)。しかしやっぱり都市全体の雰囲気は東京に似ていて、微妙な違いの面白さのほうが印象に残りましたね。

印象的だった違い等いろいろ
☆友人とJEANASIS(日本の服屋/中国に進出してた)に行ったとき、店員さんがみんな同じ服を着ていた。
中国人の友人「その時期に着る服は指定されてるから、店員ごとに違うコーディネートにしたりはしないよ」


☆外灘を案内してくれた中国人の後輩(たしか山東省出身。当時は学生)「この夜景を見ると、ああいう場所で働いてやるぞ!って、気合が入るんですよね…」
私「夜景を見てそんなドラマみたいな気持ちになる青年時代を私も過ごしてみたかったわ…!」

☆外食したときに残したものをタッパーに入れてくれる(どの店でもそうという訳ではないでしょうな…)

他にも愉快な事件がモリモリあって、これは落語のように私の鉄板のエピソードなのですが、漫画にするかしないか迷います。

あと、深セン・順徳にも知人が声をかけてくれた変わったツアー(テーマ型ツアー)で行ったのですが、訪問した場所が特殊すぎるのでどうまとめるか悩みます(と言って、まとめない)。
深センが急激に発達したことで、周りだけ都会になって真ん中が昔ながらのまま、という「城中村」というゾーンが各所にできたそうなんですね。そこに行きました。

ツアー中見せてもらった、城中村の図。


いかにもビジネス街なコンクリートジャングルのすぐそばで、そのまんまの姿の鳥やら豚の顔やらが肉屋で売られてたりして、不思議な場所でした。

■香港


(中国と分けた)
前述の深センツアーのおまけ的に訪問。電車がわかりやすく移動がしやすいので、一人でがんがん動ける。一人旅に向いてそうな場所だな!と思いました。もっと探せば面白い場所がたくさんありそうだったけれど、あまりにも都会だから積極的にはもう行かないかもしれないなあ…九龍城跡には行きたかったけど…!

想像以上に、香港歴史博物館がよかったです。昔の町並みを再現したコーナーに漢方屋みたいなセットがあるんですが、そこが大好きでした。うちの近くにできないかなあ、香港歴史博物館。

■台湾


・台北
2回行きました。そのうち1回は、メールのやり取りしかしてないけど恋人になった台湾人に初めて会うために(わけわからないでしょう?私も、わけわからないです。いつか漫画など描くかもしれません。ちなみに、その1ヶ月後くらいに別れました)。その人が帰り際に持たせてくれたパン、めちゃおいしかったです。

その台湾人に、「本当に痛いけど、やるの?」と何度も念押しされて体験した足つぼマッサージ、地獄のように痛すぎて片足が終わる頃には早くすべてが終わりますように、と神に祈っていました。マッサージ師の人に「あなた寝不足でしょう?」と言われて、それは当たっていたのだけど、寝不足じゃなかったら痛くなかったのだろうか。帰国後もあざになってた。

食べ歩きを楽しみにしていったのですが、最初に行ったときは一人で動くことが多く(時折知人と合流)、食べられる種類に限界がありました。あと、食べ歩きなら安いのかと思いきや、そうでもなかったことに衝撃を受けました(大都会だからな)。イカとネギクレープがおいしかった!

実は結構南にあるので(そういうイメージがないのは私だけですか?)ジュースがおいしかったです。パパイヤやマンゴージュースもありました。私は、西瓜牛乳が好きです。スイカは「シークヮー」といえば通じるのがおもしろい。

より注文が容易なところといえば(?)誠品書店。安くはないのですが、いろんなものを頼みやすいので、下の方の階にあるブュッフェに何回か行きました。お芋がおいしい。

あと、かわいい雑貨がたくさんあります。マスキングテープを大量に購入しました(粘着力が弱いので、あんまり使っていませんが)。

食べ物の話ばっかりになっちゃった。

■ミャンマー


一番最初にミャンマーに興味を持ったのは、たぶん山崎ナオコーラさんの『浮世でランチ』がきっかけでした。めちゃめちゃ暑いのとおいしいご飯にたどり着くことがやや困難なこと(=おいしい麺類は向こうではおやつ的に食べられているらしく、ご飯時に食べるのが難しかった)を除けば、とても好きな国。

・ヤンゴン

「シュエダゴン・パゴタ」は、どこでもドアがあったら度々行くのになあ…と思う数少ない旅先です。色と、音(建物についているのか?金属のシャラシャラした音が涼しげに鳴っている)が大好きでした。

仏像の周りのパチンコ屋みたいな装飾も好きだ。

・バガン
合コンで会った人の助言どおりに、JINSの花粉用メガネを持参して臨みました。ほんと、砂埃すごかった〜。



■ブータン 


・ティンプー
・プナカ
・パロ
(どの街で何があったかはあんまり覚えてない…)

漫画ではブータンの(性愛に)フットワークの軽い男性たちのことばっかり描いてますが、ほかにもいろいろあったんですよ。

まず、曼荼羅がとってもよかった!絵を描くときの参考にしたい色使い。意味についても、もっと勉強していったらよかったなあ(過去に戻れても、たぶんしないだろうけれど)。

布をかぶった女の人たちが道路工事をしているのを見て(女の人が工事現場にいるのを何度もみた)、ガイドさんが「ブータン人はああいう仕事はしないんですよ。あれは、インド人でしょうね」と話していたのも印象的だったな。
私も心の中では、いわゆるブルーカラーの人を下に見る気持ちがあるなと自省するのですが、それを口に出してわざわざ言う、ということが気になって。話をしている限り、ガイドさんの価値観とそんなに乖離していないと思っていたから、なおのこと衝撃的だった。たかのてるこさんが『ガンジス河でバタフライ』の中で、親切にしてくれた女性が下のカーストの女性に食器を投げているところをみてショックを受けた、ということを書いていましたが、その感覚を身をもって学びました。

いつか建物がうまく描けるようになりたいのですが、基本が描けるようになったらここの建物をモデルに創作したい!と思う、素敵なデザインの建物がいっぱいでした(でも…練習する根気はないんだよなあ←弱音ばっかり)。

あと、男性器の絵があちこちに描かれてる住宅も見ました。お土産でもいろいろ売ってるよ!選び放題!(結局下世話な話に落ち着く運命)



念の為(?)、漫画ももう一回貼っておきますのでお納めください。

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