見出し画像

今日の環境分析 8/4

【ドル円】→下落トレンドに戻す動き?

●環境
・長期下向きチャネルの中→大きな目線では下向き継続です。
・FOMCから8/1の朝の値動きで109.000を突破する動きになりましたが、そこから大きく反転。8/2には106.786の安値を割るなど、200pipsを越える下落の動きになりました。
・8/2には米国雇用統計もありましたが、チャートにはほとんど反映されていない印象でした。FOMCも含めて市場が織り込み済みだった可能性が高いです。
前回書いた記事で、上昇トレンドに戻るかと考えていましたが、市場は109.000を一旦の目標値(戻り高値を作るポイント)と考えていた形になりました。

●今後のプラン(ショート目線)
かなり下落に勢いがついた形だが、中期移動平均線とのかい離もあるので、戻す動きが出やすい状況になっている。そのため、大前提として週明けすぐのショートは避けたい。プランとしては
①下げの勢いが継続するパターン
直近の高値を越えず切り下げていくようであれば、ダブルトップなど明確な形が出てネックラインを割っていく動きに併せてショート。
②直近の高値付近まで戻すパターン
急激な下げを見て、週明けリバウンド狙いのロングも増える可能性が高い。直近の高値は7/19の安値に引いた水平線にも近く、短期的な利確ポイントになりやすい。その付近でダブルトップなど明確なパターンが出ればネックライン割りを待ってショート。
③半値付近まで戻すパターン
上位足で作る下げの波を待ってからのショート。半値付近まで戻すような動きであればこちらを想定します。

●今後のプラン(ロング目線)
基本的には急落のリバウンドの動きを取っていく形になる。
目安としては中期移動平均線とのかい離を埋める動きや、50~61.2%までの戻し。
①直近高値を目指すパターン
直近高値もそうだが7/19の安値とも重なるラインであるため意識されやすい。短期移動平均線とクロスしてもみ合いながらネックラインを越えていくような形があれば注目したい。
②直近高値に到達後ブレイクしていくパターン
直近高値がレジスタンスになれば、その後のブレイクでエントリーしたい。ただ、中期移動平均線に抑えられる可能性もあるので、③の戻しを狙う方がよい選択かもしれない。
③ブレイク後の戻しを狙うパターン
直近高値もしくは7/19の安値を抜ければ、レジスタンスからサポートとして意識されやすくなる。②のブレイクよりも戻しがあれば目標値として108.000と50%の戻しが重なるラインが意識されやすいので伸びる可能性がある。

●相関
先週末から一気に円↑(円買い)に傾きました。同時にCHF(スイスフラン)も買われていて、世界の市場でリスク資産を回避する動きが出始めている?

【ユーロドル】→レジスタンスまで戻しました

●環境
・8/1のFOMCを経て一気に下げましたが、8/2は一転1.11000付近にある水平線(過去にレジスタンスになっている)まで戻しました。
・この戻しがどれくらいの勢いになるかはわかりませんが、ここまで高値が切り下げてきており、流れが継続するのであればどこかで戻り売りを狙う状況かと考えています。
・ダブルトップのような形で引けているため、週明けにこの形がはっきりと形成されるかに注目しています。

●今後のプラン(ショート目線)
直近がダブルトップで引けているので、この形がどのように意識されるのかに注目。
①直近高値を越えないパターン
ネックラインまで距離があるので、中期移動平均線を下抜けるようであればこのパターンを意識したい。エントリーはネックラインを越えより、その戻しでエントリーした方が確実か。
②直近高値ブレイク後に反転するパターン
上位足で見て高値切り下げになるパターン。7/30の安値が上にあるので、ロング勢の短期的な利確目標にされやすそう。そこがレジスタンスになってダブルトップのような明確な形を作るようであれば注目したい。

●今後のプラン(ロング目線)
前提として上位足で切り下げているため、戻り売りが狙われやすいということを頭に入れておく必要がある。
①ダブルトップを形成しないパターン
週明け早い段階から中期移動平均線付近で反発し、直近高値のラインで持ち合い→ブレイクのパターン。ただ、ブレイクしても7/30の安値がレジスタンスになる可能性があるので、一度戻してからレジスタンスを越える値動きを狙った方が値幅は取れそう。
②トレンドラインで反発するパターン
短期足で見れば、8/1の安値から切り上げてきている。1.11000の節目周辺で持ち合いになりつつさらに安値が切り上げるようであれば、レジスタンスライン付近で持ち合い→ブレイクからの上昇の動きを狙いたい。

●相関
・ドル↑ユーロ↓の動きがいったん落ち着き、小動きですがドル↓ユーロ↑に変わりました。


【ポンドドル】→動きが出るまで時間かかりそう?


●環境
・7/30に一気に1.22000付近まで下げましたが、その後は1.22500付近まで反発。8/1~2で2度1.21000下抜けにトライしたが失敗し、現在中期移動平均線にぶつかっています。

●今後のプラン(ショート目線)
直近がダブルトップ気味で引けているので、この形がどのように意識されるのかに注目。安値は切り上げてきているが、移動平均線付近での反発はありそう。
①移動平均線で反発するパターン
直近の高値と併せてダブルトップができれば、ネックライン(1.21000付近)割れで下げが継続しそう。持ち合い→ブレイクの動きに注目。
②上位足の高値まで上げるパターン
直近高値を超え、移動平均線に押される形で7/31の高値でダブルトップを作るパターン。こちらに関してもネックラインが1.21000付近になるので、中期移動平均線のブレイクなども見ていきたい。

●今後のプラン(ロング目線)
上位足で見ると切り下げているので、7/31の高値を上抜けるような動きに注目したい。その前段階として、1.2200を越えるか?中期移動平均線で反発するか?の2つを見ていく。
①直近の高値がサポートになるパターン
週明けにダブルトップを作らず、直近の高値がサポートになり押していくパターン。ただ、すぐ上に1.22000があるのでここがレジスタンスになりやすそう。戻しを中期移動平均線と併せてみていきたい。
②上位足で切り上げるパターン
7/31の高値はレジスタンスになりやすいが、上抜けると安値切り上げにつながる。上抜けた後に押しを作る動きがあればエントリーしていきたい。

●相関
・ユーロドルと同様、短期的にはドル↓ポンド↑。ただ、ポンドはレンジとなっているのでしばらく動きが出ずらそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?